
併願は単なる“滑り止め”ではなく、本命校合格につながるようプランニングすることが大事!選考基準や受験日程、各受験校の試験対策をどのように並行したのかなど、先輩たちの併願体験記をご紹介!
工学部系統の中で最難関とされている東大の理科一類の入試に挑戦し、自分の勉強の実力を確かめたいと考えました。また、高校の進路学習を通して建築・インフラ系と情報系の両学科に興味を持ったので、やはり入学後に学科選択ができる東大に入るのが適当だと感じました。
高配点な英語に徹底注力。高1で文法や英文解釈を固め、高2から過去問に着手、高3では過去問の復習と、塾の予想問題や各予備校の模試問題に取り組みました。数学は、苦手な証明問題の求積や存在条件、図形問題の解法をまとめたり、計算問題のタイムアタックをしました。
慶應と上智の合格を得ていたので緊張は少なかったものの、直前の追い込み勉強で疲れ切った状態で本番を迎えました。たとえ数学が40点でも他教科で補うつもりでしたが、本番は数学も60点ほどとれた手応えがありました。塾の親友と合格を伝え合えて最高に嬉しかったです。

実家から通え、文化祭に行った時に充実した大学生活が送れそうに見えたため志望。多科目でバランスの良い学力が求められる入試問題も、特段苦手科目がない自分向きだと思いました。
過去問演習は試験1週間前に始めましたが、東大の2次試験が優先なので、それ未満の時間だけ使いました。物理と化学の分量が多いので、事前に大問1つにかける時間を決めておきました。
ミスがなければ大丈夫と考え、題意や計算を丹念に確認しました。英語は単語レベルが高く過去問演習では苦戦しましたが、本番はスムーズに解けて、本命校に向かう弾みがつきました。
高2時にキャンパスツアーに参加し、研究設備が充実していて好印象でした。早稲田と同様に科目数が多くて傾斜が少ない点も、自分向きだと考えました。
基本問題をミスなく処理することが求められると感じたので、東大の過去問演習をする際に、題意や計算ミス、訳し漏れなどをよく確認するクセをつけるようにして、過去問演習の時間を短縮。東大対策に時間を回しました。
試験会場の椅子がクッションのないタイプだったので、座布団を持参。上智の入試の翌日でしたが、連日長時間勉強していた分、体力的にも普段通りのコンディションで解けました。
現役進学のための合格確保校として併願。留学希望があったので、協定校が多くて比較的安価な交換留学の選択肢が多い点でも上智大は魅力的でした。また、試験慣れするために、共テ利用と共テ併用の両方式に出願しました。
過去問演習から、数学ⅠA・ⅡBCでは共通テスト系の特殊な問題も出るとわかったので、そのような問題に時間をかけ過ぎないよう心がけたり、数学Ⅲの大問を先に解くようにしました。
共テ利用方式でも合格見込みだったので落ち着いて解けたし、共通テストでは過緊張だったのでその流れを断ち切る良い機会になったと思います。

スケジュール一覧表を作成したことで、無駄に入学金を払うことを極力避けられました。ただし、この出願作業などで忙しい時期に学校を休むと、調査書などに関する大事な連絡を受け取り損ねることがあるので注意!プレッシャーに負けないように、計画的に頑張ってください。
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