日本学術振興会の「科学研究費助成事業」(通称「科研費」)をご存じでしょうか?科研費は、全国の大学や研究機関の独創的・先駆的研究を発展させるために必要な資金を助成する、国内最大規模の競争的資金制度です。ニュートリノなどの素粒子の性質を調べるスーパーカミオカンデ実験施設は、東京大学宇宙線研究所が莫大なお金をかけ、5年間の建設期間を経て完成しました。毎年200億円を超える助成を受ける東京大学だからこそ建設できたのでしょう。
大学は高等教育とともに「研究」を行う機関です。研究にはお金が必要です。科研費だけでなく、企業とコラボして資金調達をしている大学もあります。あなたの志望校では、数千万円する電子顕微鏡や分析装置をどれぐらい利用できるのか、お金のかかる膨大な文献は大学図書館に揃っているのかなど、「研究を進める環境がどのぐらい整っているか」をチェックしておきたいですね。
大学や研究機関の独創的・先駆的研究に対して、必要な資金を助成する国内最大規模の競争的資金制度。日本学術振興会および文部科学省の審査を経て、採択・配分される。

後悔先に立たず…
入学後のミスマッチ
同系統の学科ながら別々の大学に進学した2人。「その実験、面白かった!何度もやってデータを取りました」とAくん。一方、「前列の学生は実験道具を触っていましたが、自分はその後ろで見ていてレポートを書いただけ」とBくん。田舎を嫌って都市部の私立大を選んだBくんでしたが、「教員一人当たりの学生数」という現実を痛感することになりました。

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