
河合塾 鹿子島 康二 先生
現代文を中心に国語科全般の授業を担当。モットーは「語学の才能=努力」で、わかりやすい指導は定評がある。『螢雪時代』特集記事のほか、「大学受験パスナビ」では入試問題の解説を執筆。

現代文はいきなり問題演習を始め、共通テスト・中堅私立大レベルの問題集を用いて精読力を身につける。古文は必修レベルの単語や助動詞・敬語・識別の文法知識を、漢文は基本構文や使役・反語などの句形を、短文式ドリルを用いて習得する。夏休みには古文・漢文も長文読解を開始するが、現代文では要約を、古文・漢文では現代語訳を復習として行い、根底的な学力を培おう。2学期から過去問演習を始め、初めは1題ずつ演習し、11月には1年分を解き切れるようにする。12月からは共通テスト対策に専念し、共通テスト後は残りの過去問を丁寧に演習しつつ知識問題を再整理し、本番の戦略を講じる。

現代文は、どの大学でも避けて通れない。傍線を引きながら趣旨や文章の構成・設問の手がかりを確認する丁寧な読解法と、抽象的な文章を噛み砕いて理解できる語彙力を、標準レベルの問題集と用語集で鍛える。半年ほどで確実に目に見える成績の変化があるはず。

共通テストの比重が高い大学が多いが、共通テストで8割以上のボーダーラインを超えるには、満点が期待できる分野が2つほど必要だ。年間の学習計画を確実に進めつつ、模試や過去問演習で学力の定着を図ろう。特に問題が乏しい実用文は、模試を活用したい。

現代文では長大で難解な評論が、古文・漢文では和歌や漢詩の解釈・鑑賞が問われることが多い。記述力ももちろんだが、得点の乱高下は何より趣旨の理解の度合いに基づく。全文要約や現代語訳によって、高度な課題文を噛み砕く基礎力を練り上げよう。




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