
高校の授業では、定期テストで区切られた期間内に、全員が同じ科目の同じ内容を学習する。学習の枠組みが決められている形だ。
これに対して、受験勉強では科目や範囲、合格ラインとなる習熟度、さらに試験の日も、受験する大学によって異なる。自分の志望校の受験日までに、苦手・得意も加味したうえで、「いつ、どんな方法で、どんな勉強をするか」を自分で組み立てる必要がある。

初めて受けた模試の結果がD判定やE判定で、ショックを受ける受験生も多いもの。高校まではある程度近い学力の生徒が集まっていることが多いため、校内での成績が上位でも、全国から受験生が集まる模試では判定がよくないこともあるのだ。
こうした評価を冷静に受け止めることが、受験攻略のカギ。その時点の評価そのものより、その評価から「次に何をすればよいか」を見極めることが重要だ。

高校の定期テストは、基本的に「この範囲まで理解しているか」を確認するためのもの。一方、大学入試は、定員以上の受験生を振るい落として合格者を決めるためのものとなる。同じ「試験」でも、今まで受けてきた定期テストと大学入試とでは、目的が違うのだ。
そのため、大学入試では限定された時間内に数多くの問題を正確に解くことも求められる。その対策を通して情報処理能力が鍛えられる。

受験期は周囲の協力が力になるもの。しかし、そういった状況に持ち込めるかは自分次第だ。
クラスや部活動など、毎日同じことに取り組む仲間がいる高校生活とは違って、受験勉強ではそれぞれの志望校に応じた勉強が必要になる。一人ひとりが異なる勉強をする中で、わからないことを聞きに行ったり、友だちと情報交換をするなど、自分から積極的に動いてこそ周囲を味方につけることができる。

志望校・学部選びには、自分の興味のある分野・好きな分野を知ることが大切。それには、これまで学んできた幅広い科目の知識が役立つはずです。また、これまでの学習を通して得意・苦手がわかっているからこそ、逆算思考で効率のよい学習スケジュールが立てられるのです。

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