
活動報告書は取得した資格試験など過去の主な活動について、研究計画書は大学入学後にその学部で何を研究するかについて記載するもの。指定校制の学校推薦型選抜は1~2割程度だが、公募制で7~8割程度、総合型選抜ではほとんどの場合に提出が求められる。
重要なのは「志望理由書・活動報告書・研究計画書の3種類が一体となってこそ価値があると考えること」とコバショー先生。
活動報告書では、たとえば前ページの物理教員を目指す受験生の場合、演劇部で「わかりやすく伝える表現力」をどのように得たかなどを記そう。「部活動のような長期的な活動を挙げるのは良いですね。大会出場などの大きな成果でなくとも、活動から学んだことや、成果を数値で示すのもポイントです」
研究計画書も、物理教員を目指すために大学で何をするかをベースに記載する。「オープンキャンパスなどで、その大学ならではのことを見つけましょう。ポイントは、自分に何ができるかという視点。単に『この研究室に所属したい』から一歩踏み込んで、『自分ならこの研究室にこのような貢献ができる』というところまで書くのが理想です」

小論文は、出願書類として事前に提出する場合と、試験会場で書く場合があり、後者のケースだと練習が必要だ。志望学部・学科にかかわるテーマが出されることが多いため、関連するニュースや本で知識を増やしたり、それに対する自分の考えをまとめておこう。もちろん、その大学のアドミッションポリシーも確認しよう。

面接では提出書類に基づいて質問されるが、その回答は書類と一致していることが大前提。「書いたことをより詳しく説明できるように、練習しておきましょう。書類作成時に、面接での回答まで見越しておけるとベストです」とコバショー先生。

主に意欲や人柄を見られる面接とは異なり、口頭試問では最低限の学力を確認する問題にその場で回答するケースが多い。たとえば、理系なら「この実験をしたら結果はどうなるか」といった問題が出ることもある。
教科書の内容を説明できるようにしておく、志望分野の基礎知識を整理するなど、事前に準備しておこう。

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