外国人教員の比率が高い大学(全国の国公私立大)
旺文社調べ(データは原則2024.05.01時点)
※「外国人教員率」は、大学学部の専任教員における外国人の比率。
※2位の神田外語大学は、外国人教員数にEnglish Language Institute(外国人語学専任教員)を含む。
※『2025年受験用 大学の真の実力』掲載のデータ(大学による回答)を元にしており、アンケート未回答などによりデータがない大学もある。
専任教員の内、外国人教員の比率が高い大学は、外国語系や国際系の大学が目立つ。
多くの言語を学ぶことができる大学では、各種言語の教育に携わる外国人教員が多い。2位の神田外語大学は各学科・専攻以外の外国語を選択外国語(欧米やアジアを中心に12言語)として学ぶことができる。
そのような中で、最も外国人教員数が多いのは公立の国際教養大学だった。すべての授業が英語で開講されていることもあり、教養科目から専門科目まで幅広く外国人教員が揃っている。学生全員に1年間の留学義務があるが、語学の習得ではなく留学先で専門課程を学び、単位を修得することを目的にしているのが特徴的だ。
同じく英語で行われる授業が多い公立の会津大学も上位に入った。会津大学は1993年の開学当初から、国内外の優秀な人材を広く公募。コンピュータ理工学部の単科大学で外国語系や国際系の学部学科を持たないが、コンピュータ関連の専門科目も最新の研究を取り入れた英語での授業が多く、外国人教員の比率が高くなっている。卒論も英語での執筆が必要だ。
都内の大学は国際基督教大学だけがランクイン。国際性を特色として打ち出している地方の大学(秋田県や大分県、宮崎県、長崎県、福島県、山梨県など)が目立つ。
この記事は、螢雪時代特別編集『大学の真の実力 情報公開BOOK』掲載データ(2024年春)を分析して作成いたしました。
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