高校では部活動をやっておらず、高1から受験生のつもりで勉強に打ち込んでいました。高2から予備校に通い始め、放課後は毎日予備校で授業を受けたり個別ブース型自習室を利用したりしていました。休日も生活リズムを崩さず、決まった時間に起きて予備校に行き、自習するようにしていました。高3になると、徐々に周りも本格的に受験勉強を開始し、急に成績が伸びている人もいましたが、周りのことは気にしすぎず、最後まで自分のペースで勉強することを心掛けていました。
受験勉強をする上では、「人に説明できるようにする」ということを共通のテーマとして掲げていました。学んだことを自分の言葉で説明することは、完璧に理解していなければできないことなので、これをひとつの指標とすると良いと思います。また、吸収効率を上げるため、予備校の授業には予習の段階で自分の分からない部分、聞きたいポイントを明確にしてから臨むようにしていました。
受験期は孤独感を感じることがつらかったので、友人や先生とたくさん話すことで孤独感を解消していました。その中で、自分の勉強法の改善点に気付くことができることもありました。また、刻一刻と近づく受験本番への焦りから自分のやることを見失わないように、長期的な計画を立てるようにしていました。本番までの時間は限られているので、全てに手をつけようとせず、点数に繋がりやすそうな部分から優先的に取り組んでいくと良いと思います。
受験学年は全員が必死になって勉強するので、勉強時間で差をつけることはほとんどできないと思います。となると、いかにライバルより集中して効率よく取り組めるかが鍵になってきます。そのためには、十分な睡眠をとることが最も重要だと思います。また、受験本番までの限られた時間の中で、1点でも多く点数をとるためにできることは全てやってください。「人事を尽くして天命を待つ」。終わった後に悔いの残らないようにしてください。応援しています!
高1・高2の皆さんの中には、まだ受験に対するイメージが湧いていない方も多くいると思います。そんな人は、オープンキャンパスに行って大学の雰囲気を肌で感じたり、共通テストの過去問を解いたりすると良いと思います。そうすることで徐々に受験に対するイメージが湧き、必然的に危機感も生まれてくると思います。高1・高2の間から危機感を持って取り組むことできれば、高3になる前の時点でライバルに差をつけることができます。頑張ってください!
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