
【解説動画あり】大学進学を考え始めると、避けて通れないのがお金の問題です。しかし、奨学金については「すべて返済が必要」「成績が特に優秀な人だけが利用できる」といったイメージが先行し、調べる前から選択肢から外している人もいるのではないでしょうか。この記事では、奨学金の基本から、入学前に必要となる費用、自分に合った給付奨学金の探し方、応募前に準備したいことまでを4ページに分けて紹介します。

日本最大級の奨学金プラットフォームを運営。学生・保護者が全国の奨学金情報から自分に合った制度を探せる奨学金情報サイト「ガクシー」などを通じて、若者の進学と挑戦を支援しています。
「大学には進学したい。でも、学費のことが心配……」
そんな高校生や保護者に、まず知ってほしいのが奨学金です。奨学金には、卒業後に返済する「貸与奨学金」だけでなく、返済する必要のない「給付奨学金」もあります。利用できるかどうかは成績だけで決まるわけではありません。家計、出身地域、進学先、学部・専攻、活動経験、将来の目標など、制度によって条件はさまざまです。
「自分は対象にならない」と最初から決めつけてしまうと、本来応募できた制度を見逃してしまうかもしれません。大切なのは、どのような奨学金があり、自分に当てはまる条件は何かを知ることです。
奨学金と聞くと、国の奨学金である日本学生支援機構(JASSO)の制度を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、奨学金を設けているのはJASSOだけではありません。大学、自治体、民間の財団・企業など、さまざまな団体が独自の制度を設けています。支援額や支給期間、応募条件、募集時期は制度によって異なります。JASSOの制度だけでなく、さまざまな団体の奨学金に目を向けることで、自分に合う制度が見つかる可能性が高まります。
主な実施団体 日本学生支援機構(JASSO)/大学・専門学校/都道府県・市区町村/民間の財団・企業など
「世帯年収が対象外だから」
「特別な実績がないから」
「自分には特徴がないから」
そう考えて、探す前から諦めてしまっていませんか。
給付奨学金の中には、所得制限を設けていないものや、成績を問わないもの、大学・学部、出身地域などを細かく限定せず、幅広い学生を対象とするものもあります。一方で、次のような条件を設けている奨学金もあります。
対象が限られている制度でも、自分の条件と合えば有力な選択肢になります。
支援したい学生像は、大学や自治体、財団、企業などによって異なります。目立った実績がなくても、自分の経験や進みたい道を支援対象とする奨学金が見つかる可能性があります。「自分には無理」と決めつけず、まずは探してみることが第一歩です。
大学進学に必要なのは、入学後の授業料だけではありません。受験料や交通費、入学金、前期授業料、教科書・パソコン代、自宅外通学の場合は引っ越しや家具・家電の費用など、入学前後に複数の支払いが重なります。
進学先や通学形態によっては、入学前後の費用が100万円を超えるケースもあります。さらに、奨学金は入学後に振り込まれるものも多いため、「合格してから考える」のでは間に合わないことがあります。受験校を考え始めた段階から、支払時期と利用できる制度を確認しておくことが重要です。
POINT 奨学金探しは、困ってからではなく、進学が現実的になった時点から始める。
では、数多くの制度の中から、自分に合う奨学金をどう探せばよいのでしょうか。次のページでは、見つけやすくするための考え方と、応募のチャンスを逃さない準備を紹介します。
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