広島大‐法・生物生産の後期募集停止が影響大。
鳥取大・島根大・香川大で志願者増、
岡山大・山口大・高知大で志願者減か。
文中、変更点は25年→26年で表記。学部・学科等の名称は、略称で「学部(学科)」と記載。国公立大は前期日程=【前】、後期日程=【後】、公立大中期日程=【中】、昼・夜間主コース=[昼][夜]、共通テスト=共テ、個別学力検査等(2次試験)=2次、学校推薦型選抜=推薦型、総合型選抜=総合型、共テを課さない(課す)=共テ免除(課す)、実質倍率(受験者数÷合格者数)=倍率、と略記。教科・科目数は「6または7教科8または9科目(科目選択による)=6(7)教科8(9)科目」のように略記。私立大も入試方式・日程等を略記した。
● 鳥取大
全学の志願者は「24年43%増→25年26%減」。隔年現象から、地域【後】・医(保健)【前】・工【前】【後】・農【後】で志願者増が見込まれる。工【前】は募集人員減(270人→245人)の影響を前年の志願者6割減の反動が上回ると見られ、難化は必至。医(保健)【後】も2次の負担軽減(小論文を除外)のため志願者増か。一方、前年の反動から、地域【前】・医(医)【前】・農【前】で志願者減が見込まれる。
● 島根大
全学の志願者は「24年39%増→25年25%減」。隔年現象から、人間科学【前】【後】・医(看護)【前】【後】・総合理工【前】【後】・材料エネルギー【前】【後】・生物資源科学【前】【後】で志願者増の見込み。一方、前年の反動から、法文【前】・教育【前】で志願者減が見込まれる。
● 岡山大
法・経済で夜間主コースを募集停止。広島大‐法[夜]【前】・経済[夜]【前】への流出が想定される。農【前】は募集人員増(82人→100人)で志願者増の見込み。一方、教育【前】は141人→127人に募集人員減、前年の反動もあり志願者減は必至。この他、前年の反動から、文【前】・経済【前】で志願者増、法【前】・医(医・保健)【前】・薬【前】・歯【前】・工【前】で志願者減が見込まれる。
● 広島大
法[昼・夜]で後期を募集停止、香川大‐法[昼]【後】、愛媛大‐法文[昼]【後】への併願が増加しそう。法[昼]【前】は110人→130人、法[夜]【前】も10人→15人に募集人員増、後者は岡山大からの流入もあり、いずれも志願者増が見込まれる。一方、生物生産も後期を募集停止、山口大‐農【後】、愛媛大‐農【後】への併願が増加しそう。工【前】は399人→384人に募集人員減、前年の反動もあり志願者減が見込まれる。
この他、前年の反動から、教育【前】【後】・経済[昼]【後】・薬【前】【後】・情報科学【後】で志願者増、総合科学【後】・文【前】【後】・経済[昼]【前】・理【前】【後】・医(医・保健)【前】・歯【前】【後】・生物生産【前】・情報科学【前】で志願者減が見込まれる。
● 山口大
工(知能情報工)を母体に情報学部を新設(【前】60人・【後】30人)するが、近年、県内や地区内に開設が相次ぐ他大学の情報科学系と志願者分散、意外に低倍率か。また、工で6→2学科に統合、前期323人→249人、後期106人→85人に募集人員減。前年の反動もあり、前・後期とも志願者減が見込まれる。
全学の志願者は「24年24%減→25年19%増」。隔年現象に加え、人文・医(保健)以外の前期で、2次の数学Bの出題範囲に「統計的な推測」を追加することもあり、国際総合科学【前】【後】・人文【前】【後】・教育【前】・理【後】・医(医)【後】・農【前】・共同獣医【前】【後】・ひと・まち未来共創学環【前】【後】で志願者減が見込まれる。一方、前年の反動から、経済【後】・医(医)【前】・医(保健)【前】【後】・農【後】では志願者増が見込まれる。
● 徳島大
前年の反動から、医(医科栄養・保健)【前】・歯【前】・理工[昼]【後】・理工[夜]【前】・生物資源産業【後】で志願者増、総合科学【前】【後】・医(医)【前】・医(保健)【後】・歯【後】・薬【後】・生物資源産業【前】で志願者減が見込まれる。
● 香川大
法[昼]【後】は、後期募集停止の広島大‐法[昼]【前】からの併願増が予想される。前年の反動から、経済[昼]【前】【後】・医(医・看護)【前】・創造工【前】【後】・農【前】【後】で志願者増、教育【後】・法[昼]【前】で志願者減、2段階選抜を廃止する医(臨床心理)【前】も志願者減が見込まれる。
● 愛媛大
工で募集人員を「前期337人→289人、後期99人→120人」に変更。前期は前年の反動もあり志願者減、後期は志願者増が見込まれるが、工【前】は2次で「理型入試」をA(数学重視型)・B(理科重視型)の2タイプに複線化するため、志願者減は小幅に留まりそう。
この他、前年の反動から、法文[昼]【後】・医(医・看護)【前】で志願者増、法文[夜]【前】【後】・教育【前】【後】・理【前】【後】で志願者減が見込まれる。医(看護)【前】は共テの軽減(8→6科目)も要因となりそう。また、農【後】は広島大‐生物生産【前】からの併願増が想定される。
● 高知大
人文社会科学(社会科学)【前】・教育【前】・農林海洋科学【前】【後】の共テで、情報の利用法を「合否境界上の判定→配点化」に変更するが、影響は限定的か。前年の反動から人文社会科学【後】・教育【前】・医(医)【前】・地域協働【前】で志願者増、人文社会科学【前】・理工【前】【後】・医(看護)【後】・農林海洋科学【前】【後】で志願者減が見込まれる。
● 島根県立大
前年の反動から、看護栄養【前】・人間文化【前】で志願者増、国際関係【前】【後】・地域政策【前】【後】で志願者減の見込み。看護栄養【前】は共テの軽減(5→4科目)も要因となり、看護学科の募集人員減(45人→34人)のため難化は必至だ。
● 尾道市立大
経済情報【前】【後】の2次で、資格・検定等への加点を「いずれか1つ取得で5点→取得資格の分野1つにつき5点(最大20点)、『高難度資格』ならさらに5点加点」に変更。志願者増の要因となりそうだ。
● 県立広島大
地域創生で学科増設(情報)。地域創生【後】・生物資源科学(生命環境)【後】で募集形態を「一括(入学後にコース選択)→コース別」に変更するが、前年の反動から地域創生【前】【後】・生物資源科学【後】・保健福祉【前】【後】で志願者減が見込まれる。情報学科は山口大‐情報と志願者が分散しそう。一方、やはり前年の反動から生物資源科学【前】が志願者増の見込み。生命環境学科の共テ負担減も要因となりそうだ。
● 高知工科大
後期の受験料を1万5千円→5千円に減額。情報学群(以下、学群を略)【後】、経済・マネジメント【後】で志願者増の見込み。また、経済・マネジメント【前】のA・C方式で共テの地歴・公民を2→1科目に軽減、志願者増が見込まれる。一方、前年の大幅増の反動から、システム工【前】【後】、理工【前】【後】、情報【前】、データ&イノベーション【前】で志願者減が見込まれる。
川崎医科大は試験日を「1次=1/26→2/1、2次=2/3・4→2/7・8」に繰り下げ、1次は久留米大- 医(医)の前期、2次は兵庫医科大‐医の一般Aと重複。志願者大幅減が見込まれる。広島工業大・広島修道大は前年に志願者大幅減も合格者を絞り込み、岡山理科大は前年に志願者も合格者も大幅増のため、いずれも反動はなさそう。ただし、広島工業大は一般A・B日程の英語外部検定の新規利用、岡山理科大は前期C日程(2月下旬)追加が人気材料となりそう。また、松山大‐経済・経営・法・人文(社会)の一般Ⅰ期(1月実施。従来はⅡ期のみ)導入も要注意だ。
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