
共通テストまで、残すところあと30日。やり方次第で、まだまだ得点は伸ばせるはずだ。では、ラスト30日、何をどうすればいいのか?PART1では、共通テストに向けた最終戦略を京大主席合格の経歴をもつ粂原圭太郎先生に伺った。
イラスト◎高村あゆみ
編集協力◎笹原風花

くめはら・けいたろう◎京都大学経済学部に首席入学(経済経営学科卒業)。オンライン個別指導塾「となりにコーチ」を経営。漫画『ガクサン』(佐原実波/講談社)の監修を務めるなど学習法や学習参考書に詳しい。2019年から3年連続(65~67期)競技かるた名人位。
新しいことには手を出さない。「これまでやってきたことの強化」に絞る。これが、共通テストまでのラスト30日間の学習の鉄則だ。これまでは志望校レベルに近づくべく「積み上げ型」の勉強を柱としてきたはず。しかし、最終段階にあたる直前期には、「穴埋め型」の勉強こそが功を奏す。曖昧な知識、間違えた問題といった「あとひと押しで得点につながる部分」を確実に強化することが重要なのだ。そして、これは新しいことにイチから取り組むよりも圧倒的にタイパがいい。残された時間で得点を最大化するためには、最善の学習なのだ。この学習を軸に、試験本番まで適切な対策を実行し、共通テスト本番で最高の結果をつかんでほしい。


直前対策で重視したいのが過去問演習。量の目安としては5~10年分(ただし、旧課程の問題は一部内容・範囲が異なるので、適宜予想問題などで補完する)。制限時間内での完答を目指しつつ、オーバーした場合も最後まで解き切ろう。その際、得点は気にしないこと。つい一喜一憂しがちだが、得点ばかりに目が行くと、理解が曖昧な(が、偶然正解してしまった)問題をスルーしかねない。自信をもって解けた問題には○を、自信がないものには△を付けておき、間違えた問題だけでなく△の問題を見逃さないようにしよう。
解いた後の学習がさらに大事。問題を解くのにかけた時間の「倍の時間」を、振り返りと弱点補強に充てる。具体的には、解答・解説を熟読して、「なぜ間違えたのか」「どうアプローチすればよかったのか」などを確認。既習の教材を使って間違えた問題や△の問題の類題を解き、抜けている知識やその周辺知識まで復習する。これらを1セットで行い、各科目の穴を徹底的に埋めていこう。

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