
使用する学参は慎重に選んでください。近年の入試は難化しているので、それに対応できる力を身につける必要があります。たとえば、10年前に出た学参がその20年前の入試問題を扱っていることは、ザラにあります。つまり、30年前の入試を基準に勉強していることになるのです。ですから、内容をアップデートしている学参でないと、せっかく勉強して身につけても、時代遅れの知識になってしまいます。僕から言わせれば「もうそんな語法は出題されないよ」といった語法を解説する学参や授業はたくさん存在します。
過去問を見て、やらなきゃいけないことや、自分に足りないものを判断して距離を詰めていくのは良いやり方なのですが、1学期にできることではありません。過去問で合格への距離が測れるのは、最速でも11月以降でしょう。だから基準の1つとして先述の8掛け主義があり、分野ごとの積み上げ式学習を推奨しています。それを頭に入れながら、学参で地力を鍛えてください。
「宣伝だ」と揶揄されることも多いですが、僕は自分の著書+過去問で学習を完結することを推奨しています。「受験生にとって本当に良いものを」と思ってアップデートしながら学参を書いていますし、胸を張って「良い」と言えるものです。また、さまざまな難易度に対応できるように書いているので、自分に合ったものが見つかるはずです。もちろん、次ページに挙げた学習の落とし穴にも配慮しています。

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