昨今、学校推薦型選抜や総合型選抜で大学を受験する人が増えている。
これらの選抜では特に「人物評価」が重視されるため、対策法が一般選抜とは異なる。今からどのような対策をすべきか、学校推薦型・総合型選抜対策のプロに聞いた。
編集協力◎笹原風花
なかがわ・としかず 早稲田塾執行役員・本部長。1997年から東進、その後、早稲田塾で一般選抜や総合型選抜、学校推薦型選抜など、さまざまな選抜方式の大学受験指導を28年間にわたり行っている。 早稲田塾とは? 1979年の開塾以来、大学受験にとどまらない多彩なカリキュラムを通して、一生使える「本物の学力」を鍛え続けている東進ネットワークの現役生専門塾。私立大の総合型・学校推薦型選抜で合格実績No.1を誇り、2025年度は早・慶・上・ICUに325名の現役合格者を輩出している。
学校推薦型・総合型選抜では、基礎学力に加え、「人物」「高大接続」「マッチング」の3つの観点が重視されます。それゆえ対策も、この3点を意識し、強化することが重要です。具体的には、自分自身を掘り下げ、どういうことに興味・関心があり、これまで何をしてきたのか、これから何をしたいのかを整理することが必要です。また、志望校が求める人物像や志望校で可能な学びについて理解を深め、自分のやりたいことを実現する場として最適である理由を明確にすることが求められます。ここの詰めが甘いと、志望理由書も面接も小論文も、誰にでも書ける(答えられる)説得力のないものになってしまいます。
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