
「最後まであきらめるな」「必ず逆転できる」と先生は言うけれど、疑心暗鬼になることも……。そこで、進学指導実績の豊富な先生に、逆転合格は本当に可能なのか、匿名で本音を聞いてみました。
「逆転」と聞くと、劣勢から状況をひっくり返す、ライバルを追い抜かすようなイメージがあるかもしれない。『螢雪時代』では「逆転合格」を「現状では合格できないけれど、成長して合格を叶えること」と定義している。
ここで勘違いしてはいけないのが、成長させるのは学力であって、偏差値や模試の志望校判定ではないこと。偏差値や模試判定は相対評価、つまり周囲との比較なので、全員が死に物狂いで勉強して学力を上げれば、偏差値や模試判定に変化はない。
したがって、偏差値が上がらない・模試判定が良くならないからと言って、学力が上がっていないわけではない。偏差値を上げるためではなく、“志望校に合格するために”自分に何が不足していて、何を補うべきかを考え、努力を続けることが重要と言える。

先生方に、望み薄だった志望校に合格を叶えた受験生の特徴を聞いてみた。共通するのは、志望校への熱い思いがあることと、地道な努力を続けたことだった。
受験勉強は即効性を感じにくく、焦ったり心が折れたりするかもしれない。しかし、学力を“爆上げ”する魔法も裏技も、存在しない。地道な努力以外の方法はないが、努力の方向性や勉強方法を間違えると、知識が定着しにくかったり、結果につながりにくくなったりすることはある。なので、正しいアプローチをして、努力の効率を上げていこう。まずは先生の知恵や先輩受験生のエピソードから学び、自分に合う正しいアプローチを考えて実践してみては?

世間的な評判や偏差値ではなく、「あの大学であれがやりたい」と明確な目的を持って大学を志望しています。
部活などで培った体力や精神力、成功体験は、受験勉強の糧になります。幅広い興味や経験も、教養や知識の土台となります。
自分の学力を客観的に分析し、弱点に向き合うことができます。また、他人に助力を求めることができ、先生からのアドバイスにも素直です。
周囲の声や模試の結果に惑わされず、志望校への熱意を貫けます。入試当日まで自分を信じ、地道に学習を続けます。
基礎の重要性を理解し、学校の授業を大切にします。わからない時や間違えた時は、納得がいくまで自分の頭で考えたり先生に質問したりして、徹底的な理解に努めます。
規則正しい生活を維持し、スマホや遊びの誘惑に負けません。実行可能な計画を立て、コツコツと取り組む持続力があります。

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