
もともと獣医学部を志望していましたが、到底届くような成績ではなかったために農学部も調べていました。岩手大学の農学部では、自分の学科と異なる講義も取ることができ知見を広げることができると考え、出願しました。
生物だけは好きだったので、1年生の頃からしっかりやっていましたが、英語と数学は2年生の冬休みから本格的に勉強を始めました。その他の科目は3年生になってから勉強するようになりました。英語は英検を友達と受験することになり、それがきっかけで勉強するようになりました。
学校から平日は「学年+2時間」、休日は「学年+5時間」勉強することを目標にされていたため、それを目標に勉強するように頑張っていました。夏休みは10時間勉強するつもりで計画を立てていました。自分は25分勉強→5分休憩→25分勉強→5分休憩を繰り返すと集中が続きました。
数学は徹底的に基礎をやることをおすすめします。青チャートを何も考えず前からただ解くというやり方で勉強していましたが、一向に成績が上がりませんでした。夏休みに基礎だけ周回しなさいと、先生からアドバイスをいただき、青チャートのレベル2だけを夏休みに4周しました。すると模試で偏差値を45から59まで上げることができました。
自分は友達と学校や近くの施設で一緒に勉強し、休日は一緒にお昼ごはんを食べていました。勉強したくなくても外出する口実があるためとりあえず友達のいる勉強の施設に行くことができました。まわりが勉強していると自然とやらなきゃいけない気持ちになって勉強することができました。
基礎を徹底してやってほしいです。成績が振るわないときほど焦らずじっくり基礎をやってください。自分を信じて最後まで頑張ってください。
少なくとも英語と数学だけは真面目に勉強しといた方が良いです。3年生になってからこれらの基礎ができているのといないのでは全然違います。受験生の自分を助けるつもりでぜひ頑張ってください。

農学部森林科学科を受験しようと決めたのは、ちょうど僕が受験生の年に全国、特に秋田県でクマによる被害が多発し、その原因に森林放置があるのではないかとの意見をニュースで見たのがきっかけでした。もともと自然環境に興味があり、広い演習林を保有していた岩手大学農学部は受験候補に入っていましたが、クマ被害の解決に貢献したいと思ったので、クマのこと、環境のこと、森林のしくみのことを深く学べると思いこの大学をえらびました。
3年生夏まで部活にいたので、本格的に受験準備を始めたのは夏休み明けからでした。担当の先生方との面談を重ねて志望理由を明確にし、推敲を重ねて志望理由を書きました。その後は小論文と面接の練習を行い、小論文では自分の考えを説得力を持たせて伝える練習を、面接では、面接官の前でも緊張せずに言いたいことをはっきりと伝える訓練を行いました。
部活の時期は塾を含めて1日2時間程度勉強していました。推薦対策が始まったあとも、落ちた場合に備えて、小論文、面接練習とは別に1日1時間ほど勉強し、塾もやめずに続けていました。推薦対策はほとんどの場合部活が終わる時間帯に終了するので、家に帰ってからは対策の復習を優先して行い、余った時間で最低限の勉強を行っていました。
受験でいちばん大切なものは、あきらめない心と自信です!対策はたいへんですが、「自分にはできるんだ」との気持ちを常に持って、挫けることなく継続していい結果につなげましょう!
まずは日々の授業とテストの対策をして、受験に向けての基礎固めを徹底しましょう。受験のことを考えて焦ることもあるかもしれませんが、まずは勉強の土台を作ることを優先してください。
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