医学部に行きたいと小さい頃から思っていて、高校受験で失敗したのでより大学受験では失敗できないという思いでいました。金銭的な問題もあり、国公立の医学部に絞られていたのですが、逆に国公立の医学部であれば全国どこでもいいということで、最終的に受験校を決めたのは共通テスト後でした。
部活をやっていた時でも、必ず塾の自習室にいくようにしていました。休日に部活が午後からある時には午前中は自習室にいくようにするなど、自分を勉強する環境においていました。部活を引退した後は、学校が始業する前に早めに学校に着いて勉強したりしていました。また、長期休みには朝早くから開いているカフェで勉強したりもしていました。
得意だった英語は、長文を読んで、その後聞いた解説をそのまま自分で説明できるように頭でイメージしながら音読をするようにしていました。また、苦手な数学は直前期であってもできないところはあせって発展的な内容をするのではなく、基礎に戻ってやっていました。
受験勉強は、自分との戦いで辛いと思いますが仲間と全力でやっていればあっという間ですし、今振り返れば楽しかったと思えるので、最後まで力を抜かずに頑張ってください。
1・2年生では部活中心で授業をあまり聞いていなかったのですが、長期休みでやればいいやと思うのではなく、毎週毎週振り返れるように受験の前段階と思って頑張ってください。
もともと数学の教師になりたくて理学部をめざしていました。広島大学が第1志望だったのですが、学力が足りなかったのと、山口大学もオープンキャンパスに行ってみてかなりいい環境だということに気づき、山口大学を第1志望に決めました。
高3の5月まで部活をし、そこから追い上げていった感じです。しかし、定期試験をコツコツ頑張っていたのと、塾で共通テスト模試を多く受けられたのが勝因だと思います。そのおかげで、部活を引退してからの受験勉強であまり苦労せずに済んだのかなと思います。
部活をやっている時は平日に2時間ほどしか勉強できませんでした。その代わりに、休日に8時間以上勉強するようにしていました。家だとどうしてもやる気が出なかったので、塾で勉強をしていました。切り替えという意味でも家以外の場所で勉強をすることをおすすめします。
英語はある程度までは単語帳で語彙力をつけて、そこからはとにかく長文に時間をかけるべきだと思います。私は共通テストでしか英語がなかったので2次のことは言えませんが、共通テストはとにかく文章量が多く、間に合うかの勝負になる人もいると思います。スピードをつけるためにはとにかく読むしかありません。私は英語がとても苦手だったのですが、読む文章量を増やしたことで共通テストの英語を時間内に正確に解けるようになりました。
ずっと山口大学の判定がEで、正直大学を諦めようかと思うほど落ち込んでいました。しかし、山口大学に入って数学の先生になるんだという強い意志のおかげで、最後まで頑張ることができました。大学を目標にするのではなく、その先を具体的に想像することでモチベーションになると思います。
プレッシャーが多く大変だと思います。しかし、それを乗り越え成功したあとは、素敵な大学生活が待っています。それに、受験生のうちに勉強を頑張っていないと、大学で絶対に勉強を頑張れません。私は、受験生でそれなりに勉強を頑張っていたつもりでしたが、大学生になってからもっと頑張っていればと少し後悔しています。しかし逆を言えば、受験生で頑張った分だけ自信につながるということです。あとでいい思い出になるようにしっかり頑張ってください。
1・2年生のうちに基礎的なことを完璧にしておくことは本当に大事です。私の場合、平日を部活メインにする代わりに、休日にかなり勉強を頑張りました。父に部活をやるならその分勉強を頑張れときつく言われたのですが、今はそう言ってくれて、感謝しています。やりたいことを削ることはありません。その分勉強する時間をつくるのが大事です。
私は日本の近現代文学について興味を持つと同時に、図書館司書になることが夢だったため、司書資格が取得可能かつ、文学を学ぶことができる山口大学を選びました。もちろん、司書資格を取得でき、文学が学べる大学は他にもありましたが、総合大学という強みで色々な価値観の人に関わることができると思い、この大学に決めました。
受験勉強を意識し始めたのは2年生の後半からです。部活は3年生の7月まであったため、本格的に受験勉強をしたのは3年生の夏からです。それまでは当たり前のこと、例えば課題提出であったり、予習復習をしたりしていました。部活が遅くまで続く方も多くいると思いますが、基礎固めをしっかりしていれば3年生から受験勉強に取り組んでも問題は無いと思います。
平日に部活があった1・2年生の頃は1時間から2時間くらい、休日も3時間程度でした。3年生の前半期の平日は3時間程度、受験のラストスパートでは平日1日5時間は勉強するようにしていました。休日はもっと時間があったため、7時間は必ずやろうと決めて勉強していました。
数学がずっと苦手だったため、わからないところは最初に友達に聞くようにしました。友達と考えることでお互いのわかることから問題を紐解くことができ、理解も深まりました。英語、古文は、まずは単語帳をひたすらやりました。これだけでも読める範囲は随分広がります。語彙が増えなければいくら問題に取り組んでも意味は無いので、まずは単語を全て覚えるくらいの気概で取り組むといいと思います。また、単語は聞き流しの動画などもあるので、YouTubeを勉強ツールとして活用するのも効果的でした。
私は好きな活動者、推しがいたため、週1くらいで短い動画を観ていました。このように、スマホなども全てを制限する必要はないと思いますし、3年の夏に、オープンキャンパスも兼ねていましたが家族で旅行にも行きました。もちろん勉強道具は持っていましたが、勉強漬けはかえって効率が落ちますし、リフレッシュも兼ねて遊ぶということは必要な時間だと思います。この日遊ぶから頑張る、この日遊んだからこれからも頑張ろう、という具合です。
受験は長いようであっという間です。受験直前にああしておけばよかったと後悔することはいくらでも出てきます。その後悔を少しでも減らすために、最後まで諦めない心を持ってください。努力を怠らないでください。その努力は必ず、良くも悪くも伴います。本番に最高を取ることは難しいですが、最高に近い形でこれまでの努力が昇華されることを願っています。
受験に対しての意識を高く持っている人は少ないと思います。私はそうでした。ですが今はそれでいいと思います。3年生になれば嫌でも受験勉強に取り組むことになります。その時後悔しないよう、苦手科目だけは今のうちに取り組むといいとは思いますが、今はかけがえのない高校生活を楽しんでください。ただ、少しでも興味のある大学のオープンキャンパスには早め早めに行っておくといいと思います。自分が本当に行きたい大学であれば、勉強のモチベーションにも繋がります。
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