概 要
学部のカタチ
商学部での学びは、商学・経営学・会計学・経済学といった専門領域の知識修得をベースに、教養科目、多様な言語の学びを合わせることで、知識の総合化を図り、「あらゆるビジネス実践に適応できる知恵(総合知)」を養うものです。
商学部では、商学・経営学・会計学・経済学といった4つの専門領域の科目が、学びのテーマが異なる3つの学科にバランス良く配置されていますが、1年次に学修する商学に関する専門基礎科目などによって興味・適性を自ら見極めた上で、各学科の履修モデルを主軸とした専門性を段階的に高める学びが可能になっています。とはいえ、現代のビジネス環境は日々変化を余儀なくされますので、専門的な知識の修得と同時に、修得した知識を「総合化できる知恵」の鍛錬が欠かせません。そこで、多様な専門領域からなるゼミナール教育の中で、そうした知恵の鍛錬ができるようになっています。
商業学科
商業学科では商品を取引する制度や慣習、形態を具体的に学びます。もともと商品取引は目に見える有形財が中心でしたが現代ではサービスやアイデア(知的財産権など)といった無形財を扱う場合が増えています。皆さんにとって馴染み深いと思われるマーケティングは、商業における1つの側面として重要性を持っています。また、生産と消費のバランスをとる際に不可欠な物流、貿易、金融などの側面も社会全体としてみたときに大変重要です。
経営学科
経営学科では、企業やNPOなどを中心に、組織の仕組みとその運営の方法、さらに「企業を動かし、変化に応じて企業を変革していく」のに必要な知識と問題解決能力を育てていきます。実践的学問である経営学科では、数多くの企業の事例を使って、経営者の経営判断の流れを疑似体験したり、組織の効率的な運営や新しいアイデアを生み出しやすい仕組みを考えたり、気持ちよく効果的に人々が働くための心理的要因を考えたりします。これらの学びを通じて、経営に必要な「戦略を立て、組織を作り、人を動かす」という論理に裏付けられた実践力を身に付けることができます。
会計学科
会計学の学びは、帳簿記入の技法である「簿記」から開始し、企業外部の投資家などに報告するための会計理論である「財務会計」、企業内部に報告し、経営者の意思決定に寄与するための「管理会計」を学びます。さらに財務会計については「国際会計」「会計学説史」「税務会計」「監査」「財務諸表分析」など、管理会計については、「原価計算」「管理会計」「会計実践演習」など、皆さんの将来の目標に応じて、段階的にまた、選択的に学修できます。
会計学科では、会計学を幅広く、深く、かつ体系的に学修できる点が特長です。公認会計士試験や税理士試験などの国家試験合格を目指した学生の支援も積極的に実施しています。
学部TOPICS
ゼミの日本大学商学部
ゼミナールとは、講義形式で行われる授業とは異なり、指導教員のもとで、少人数で行われる大学ならではの授業形式です。商学部では、2年生からゼミナールに所属できることが大きな特長で、調査・発表・討論などを通じて、じっくり専門的な知識を修得し、ビジネススキルを磨きます。「ゼミの日本大学商学部」とも言われる商学部では、95を超える研究テーマを設置しているので、自分の興味・関心にあったテーマをきっと見つけることができます。
学内講座であなたの“なりたい”を強力バックアップ!
商学部では、学外の専門学校と提携して課外講座を開講しています。知識を深める機会として、専門学校に行くことなく学内で学べるのが特長で(公認会計士講座、税理士講座など一部の講座を除く)、専門学校より比較的安い費用で受講できます。また、資格講座と授業の相乗効果で特定の専門的な知識・技能を深く身に付けられます。
また、学生が資格を取得するための支援として、その年度において資格試験などに合格した学生に奨励金を給付しています。
取得可能な資格 & 卒業後の進路
【教職課程】
教職課程とは、「教育職員免許法」に基づいて、教育職員(教員)の資格を取得するために必要な単位を修得できるように設置された課程です。大学卒業後、国・公・私立学校の教員を志望する学生は、大学で教職課程を履修し、卒業時に免許を取得のうえ各関係機関において実施する教員採用試験に合格することが必要です。
<取得できる免許状>
高等学校一種普通免許状:商業
【主な就職先】
大林道路株式会社、株式会社熊谷組、積水ハウス株式会社、大成建設株式会社、大和ハウス工業株式会社、東京セキスイハイム株式会社、東建コーポレーション株式会社、西松建設株式会社、ミサワホーム株式会社、YKK AP株式会社、アイリスオーヤマ株式会社、株式会社伊藤園、伊藤景パツク産業株式会社、沖電気工業株式会社、株式会社キーエンス、スタンレー電気株式会社、積水化学工業株式会社、大和製罐株式会社、田島ルーフィング株式会社、東洋製罐グループホールディングス株式会社、株式会社トンボ鉛筆、日本食研ホールディングス株式会社、株式会社バスクリン、株式会社ブシロード、文化シヤッター株式会社、本田技研工業株式会社、山崎製パン株式会社、新日本ガス株式会社、株式会社TOKAIホールディングス、アスクル株式会社、アマゾンジャパン合同会社、株式会社インテージ、株式会社大塚商会、株式会社オービックビジネスコンサルタント、グリー株式会社、JCOM株式会社、株式会社システナ、ソフトバンク株式会社、TDCソフト株式会社、東芝デジタルソリューションズ株式会社、株式会社ドコモCS、トランスコスモス株式会社、株式会社ニッセイコム、日本アイ・ビー・エム株式会社、ネクステージ株式会社、株式会社日立システムズ、株式会社日立システムズエンジニアリングサービス、株式会社日立ソリューションズ、富士ソフト株式会社、株式会社船井総研デジタル、株式会社メンバーズ、株式会社リクルート、ANAエアポートサービス株式会社、ANA関西空港株式会社、花王ロジスティクス株式会社、株式会社近鉄エクスプレス、佐川急便株式会社、株式会社JALスカイ、東海旅客鉄道株式会社、日本郵政グループ、株式会社阪急阪神エクスプレス、福山通運株式会社、ヤマト運輸株式会社、アルフレッサ株式会社、伊藤忠食品株式会社、因幡電機産業株式会社、株式会社ネクステージ、加賀電子株式会社、KeePer技研株式会社、株式会社クマヒラ、株式会社サンゲツ、新光商事株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社、紅忠スチール株式会社、株式会社ベルーナ、丸紅建材リース株式会社、三菱食品株式会社、リコージャパン株式会社、株式会社良品計画、渡辺パイプ株式会社、株式会社アルペン、イオンリテール株式会社、株式会社イトーヨーカ堂、株式会社エディオン、株式会社成城石井、株式会社クスリのアオキ、サミット株式会社、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社ノジマ、株式会社ビックカメラ、株式会社マルエツ、株式会社ヨドバシカメラ、株式会社ローソン、株式会社イオン銀行、岡三証券株式会社、株式会社きらぼし銀行、芝信用金庫、城南信用金庫、城北信用金庫、株式会社常陽銀行、昭和信用金庫、大東京信用組合、多摩信用金庫、株式会社千葉興業銀行、千葉信用金庫、中央労働金庫、株式会社筑波銀行、東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社、株式会社三井住友銀行、株式会社武蔵野銀行、株式会社横浜銀行、りそなグループ、株式会社かんぽ生命保険、住友生命保険相互会社すみれい、大同生命保険株式会社、日本生命保険相互会社、三井ダイレクト損害保険株式会社、明治安田生命保険相互会社、スターツコーポレーション株式会社、住友不動産販売株式会社、株式会社タカラレーベン、タクトホーム株式会社、東急リバブル株式会社、野村不動産ソリューションズ株式会社、みずほ不動産販売株式会社、三井不動産商業マネジメント株式会社、三井不動産リアルティ株式会社、明和地所株式会社、いすゞリーシングサービス株式会社、ニッポンレンタカーサービス株式会社、株式会社レンタルのニッケン、有限責任あずさ監査法人、EY税理士法人、税理士法人山田アンドパートナーズ、税理士法人令和会計社、辻・本郷税理士法人、株式会社帝国データバンク、ディップ株式会社、デロイトトーマツ税理士法人、税理士法人TOTAL、株式会社マクロミル、ミネルバ税理士法人、株式会社リログループ、アパホテル株式会社、株式会社うかい、くら寿司株式会社、日本マクドナルド株式会社、株式会社はま寿司、リゾートトラスト株式会社、学校法人日本大学、学校法人東海大学、学校法人東邦大学、宇都宮市教育委員会、流山市教育委員会、長野県教育委員会、株式会社スプリックス、株式会社トライグループ、株式会社山手学院、株式会社アズパートナーズ、株式会社学研ココファン、日本大学病院、株式会社ベネッセスタイルケア、株式会社エイブル、株式会社APパートナーズ、株式会社極楽湯、株式会社スタッフサービス、セコム株式会社、綜合警備保障株式会社、TBCグループ株式会社、日本管財株式会社、株式会社日本パーソナルビジネス、株式会社ネオキャリア、パーソルテンプスタッフ株式会社、株式会社マーキュリー、株式会社マイナビ、マンパワーグループ株式会社、株式会社メルフィス、UTコンストラクション株式会社、総務省、東京国税局、国税庁関東信越国税局、国税庁関東信越国税局、財務省東京税関、防衛省 陸上自衛隊、防衛省 海上自衛隊、特別区、横浜市、警視庁、北海道警察、埼玉県警察本部、神奈川県警察、横浜市交通局 など
学部info
自習用として自由に活用できる100台以上のパソコンを設置
自習室に設置された100台以上のPCや、グループ学習室に設置された仲間と情報共有しながら使えるタッチセンサー搭載型のインタラクティブボードなど、最先端のIT環境で学びを深めることができます。
日本最大級の学術大会で1位から3位を独占!
全国の経済学部・経営学部・商学部等に在籍する大学生(21大学・81チーム)が参加した「インプレ2023」決勝(日本学生経済ゼミナール「インター大会」プレゼンテーション部門の代替的大会)において本学部の3チームが「最優秀賞」、「優秀賞」、「特別賞」の上位3賞を受賞しました。