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生物資源科学部

生命・食料・資源・環境を柱に多種多様な生物資源が学びの対象。

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Overview

概 要

学部のカタチ

生物資源科学部はこれからの時代を
見据えて新たに生まれ変わりました

2023年4月新学科体制スタート

未来は、必ずやってきます。ただしそれは、深刻な食糧危機や修復不可能な環境破壊、世界を襲うパンデミックなど、人類の生存をおびやかす諸問題を伴って訪れ、解決のめどが立たないものもたくさんあります。厳しい明日を座して待つのではなく、希望の持てる将来へと変えていくため、大学にできることは何か。日本大学生物資源科学部では、生命や食料、資源、環境などのテーマに新たな視点で教育・研究に取り組み、最先端の知識や技術、SDGsやOne Healthの意識を持って対応できる人材の養成が急務であると考えています。そこでこのたび、学科の構成や教育内容を大きく見直し、全11学科の新しい日本大学生物資源科学部として生まれ変わりました。未来を見据えた新学科で、一人ひとりにより深い学びを。そこから未来は変えられます。

  • バイオサイエンス学科

    バイオテクノロジーで生命現象を解明し、社会に役立てる

  • 動物学科

    動物の生活史や生体機能、進化の背景を解明する

  • 海洋生物学科

    海洋生物や海洋環境について研究し、海洋資源を社会に生かす

  • 森林学科

    森林と人間社会との関係を理解し、森林の安全と利用を図る

  • 環境学科

    身近な自然環境や地球環境、都市環境、防災について研究する

  • アグリサイエンス学科

    付加価値の高い農畜産物の生産やフラワー装飾について研究する

  • 食品開発学科

    安全で健康に役立つ未来の食品を製造、開発する 

  • 食品ビジネス学科

    食の流通やビジネス、食にまつわる文化について研究する

  • 国際共生学科

    国内外での体験を通じグローバルな視点でビジネスや文化・社会を学ぶ

  • 獣医保健看護学科

    優れた愛玩動物看護師を養成し、人と動物の健康と福祉に貢献する

  • 獣医学科

    優れた獣医師を養成し、動物の健康を守り公衆衛生に貢献する

バイオサイエンス学科

バイオサイエンス学科

バイオサイエンス学科は、生物が持つ多様な情報・物質・機能を最大限に活用するためのバイオサイエンスを広く学ぶ、生物資源科学部でも唯一の学科です。バイオサイエンス学科では、生命及び生命現象を普遍的に理解し、人々の生活を豊かにするため、バイオサイエンス分野の幅広い知識と研究基礎力、さらに実践的な課題発見・解決能力をアクティブ・ラーニングや PBL(問題解決型学修)を活用して修得することを学びの目標としています。

動物学科

動物学科

動物学科はすべての動物(脊椎動物・無脊椎動物)を研究対象とし、動物学について学ぶ学科です。本学部にはほかにも動物を扱う学科がありますが、食や畜産、獣医療などを研究する学科であり、純粋に動物を研究する学科は生物資源科学部でも唯一といえます。そのためカリキュラムも基礎分野の充実を図り、学生が本格的な研究を無理なく展開できるよう配慮しました。興味を突き詰めることで「動物の謎を解明する」面白さに出会える学科だと自負しています。

海洋生物学科

海洋生物学科

海洋生物学科では、プランクトンや魚類、海獣類などを中心とした海洋生物について(水圏生命分野)、陸上動植物とは異なる海洋生物の食資源としての効率的かつ持続的な生産・利用(資源生産・利用分野)、さらに海洋生物を取り巻くミクロからマクロまでの海洋環境(海洋環境分野)まで、幅広い領域を研究・教育対象としています。

森林学科

森林学科

森林は人類の生存にとって不可欠な緑豊かな環境だけでなく、暮らしになくてはならない生活用品や資源を提供してくれます。森林学科では、生物の生息の場である森林生態系の仕組みに加え、都市に住む私たちの暮らしを持続可能で豊かなものにするためのアイディアや実践について社会科学(文系思考)と自然科学(理系思考)の視点から多角的に学びます。森林資源の有効活用や自然環境の保全に関する課題と向き合う知識や技術を身に付けることを目標としています。

環境学科

環境学科

環境学科では、現在の国際社会で大きな課題となっている環境問題について学びます。その内容は、生物を含む身近な自然環境を中心に、地球環境、食料生産、資源循環、都市・居住環境まで広範囲に及びます。広い視野とグローバルな視点も備えた、人と自然の共生環境を保全・修復・創造できる「確かな人材」を養成していきます。

アグリサイエンス学科

アグリサイエンス学科

フラワーサイエンス、植物性食資源、動物性食資源の3つの分野を体系的に学びます。高品質農産物の生産技術をフィールド(農場)で学ぶ一方、実験室ではバイオサイエンスを駆使して植物や産業動物の生命現象を解き明かします。フィールド技術とバイオサイエンス技術の"二刀流"でこそ、現代農業の革新が可能になります。アグリサイエンス学科では、実習着を着てフィールドで学び、白衣を着てラボで学び、次世代農学の先駆者を養成します。

食品開発学科

食品開発学科

食品開発学科は、食品開発の基盤となる基礎理論、食品の機能や栄養に基づく人の健康、および衛生・分析技術に基づく安全管理といった食品創りに関わる科学的知識と技術を修得し、安全かつ健康に役立つ食品の創造開発を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目的としています。食品開発学科では、「宇宙食開発学」「フューチャーフードサイエンス」など、先端的な講義も多数設定し、食の未来をも見据えた学びを用意しています。

食品ビジネス学科

食品ビジネス学科

食品ビジネス学科は、農場から食卓までの食の流れ=フードシステムを学び、実践的に食を創造し、新しい食の未来を追究する学科です。「食料資源・環境」、「食品産業」、「食品・食文化」の3分野を柱に、経済学・経営学・社会学・栄養学・調理学など多彩な視点を取り入れ、日常的な食に関わる問題から地球規模での食料・農業問題まで、さまざまな課題を幅広く、深く掘り下げていきます。

国際共生学科

国際共生学科

国際共生学科では、動物、植物、微生物などの生物資源とそれらを取り巻く経済・ビジネス、文化・社会、環境に関する教育・研究を行います。この教育・研究活動を通じ、生物資源と人との共生、生物資源の生産国・利用国との共生を図り、生物資源を国際的にマネジメントできる人材、国際交流や国際平和に尽力できる実践力を備えた人材を養成します。

獣医保健看護学科

獣医保健看護学科

獣医保健看護学科では、卒業後に即戦力として活躍できる、国際水準の専門知識と技能を持った愛玩動物看護師の養成をめざしています。そのため、動物の診療補助や適正な飼養、疾病の予防、リハビリテーション、公衆衛生学、飼い主やスタッフとのコミュニケーションなど、動物看護のプロに必要な幅広いカリキュラムを用意。実習では同じ項目を繰り返して学ぶ機会も提供し、必要な知識や技術を確実に身に付けられるよう配慮されています。

獣医学科

獣医学科

獣医学科では、iPS細胞を使った動物の再生医療や人獣共通感染症など、これからの獣医師が知っておくべき先端の研究が進められています。また、高度な診断・治療機器を利用した実践的な臨床教育にも定評があります。もちろん獣医学科の特色は、卒業時に獣医師国家試験受験資格を得ることができる"ライセンス教育"にあり、最終的には全ての学生が獣医師国家試験に合格できるよう、万全なサポートも充実しています。

Certificate & Course

取得可能な資格 & 卒業後の進路

<バイオサイエンス学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科・農業) ・自然再生士補
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・食品衛生責任者 ・食品衛生管理者 ・食品衛生監視員 ・学芸員 ・環境衛生監視員  ・家庭用品衛生監視員 ・環境衛生指導員 
【受験資格】
・危険物取扱者(甲種) ・化学分析技能士(2級) ・バイオ技術者認定試験(中級・上級)
将来の活躍分野
栄養と健康増進・ヘルスケア分野(医薬品・医療関係など、機能性食品、栄養食品、サプリメントなど)の企業、豊かな生活に貢献する分野(化粧品、香料、飲料、酵素、新素材など)の企業、微生物や植物を基盤としたバイオ産業関連(発酵食品、種苗、バイオ資材、生物農薬など)の企業、生命情報とデジタルを活用した産業(IT、遺伝子検査、画像診断など)、さらには中学校や高等学校の理科教諭、学芸員、地方・国家公務員、大学院への進学なども視野に入ります。
<動物学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科)
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
【受験資格】
バイオ技術者認定試験(中級・上級)
将来の活躍分野
高等学校・中学校教諭や博物館などの職員など、教育・研究関係の職種が挙げられます。また動物学科で学んだスキルを生かし、環境調査やその他自然科学に関わる業種、医薬品、化学メーカー、出版関係などの企業、公務員などが想定されます。もちろん大学院へ進学して自身の卒業研究をさらに深めることもできます。
<海洋生物学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科・水産)  ・食品衛生責任者 ・小型船舶操縦士免許(1級・2級)
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員 ・飼料製造管理者 ・食品衛生管理者 ・食品衛生監視員 ・環境衛生監視員 ・家庭用品衛生監視員 ・環境衛生指導員
【受験資格】
・化学分析技能士 ・バイオ技術者認定試験(中級)・危険物取扱者(甲種)
将来の活躍分野
水族館や博物館、研究所、国家・地方公務員、環境アセスメント会社、製薬会社、建築会社、食品・飲料・乳製品などの製造・加工・流通に関わる会社など、海洋生物や海洋環境を対象とするバラエティーに富んだ分野・業界・職種で活躍できることを想定しています。海洋生物の飼育や展示、餌料についての多角的な学びは、養殖業や水族館産業への就職の懸け橋となることも期待されます。また、食品衛生管理者や食品衛生監視員、中学・高校の理科教員、高校の水産科教員といった進路もあります。中でも、水産高校や水産科の教諭になれる学科は、全国でもわずかしかありません。
<森林学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科・農業) ・測量士補 ・樹木医補 ・森林情報士(2級) ・自然再生士補
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・環境衛生指導員 ・学芸員
【受験資格】
・バイオ技術者認定試験(中級) ・造園施工管理技士(1級・2級) ・危険物取扱者(甲種)
将来の活躍分野
国家公務員(林野庁)、地方公務員(林業職)、環境コンサルタント、住宅関係、建材関係、造園関係、緑化関係、パルプ・製紙関係、測量関係、バイオマス関連企業、エネルギー関連事業、きのこ関連企業、中学校・高等学校教員、農業高校教員など、幅広い進路が考えられます。特に公務員志望の学生には、学科内で公務員対策講座を開講。森林系専門分野に関する試験問題の解説や試験対策を行うなど、受験に向けたバックアップも実施しています。
<環境学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科) ・測量士補 ・自然再生士補 ・環境再生医(初級)
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
【受験資格】
・造園施工管理技士(1級・2級) ・ビオトープ管理士(2級) ・登録ランドスケープアーキテクト ・土木施工管理技士(1級・2級) ・コンクリート技士・主任技士(1級・2級)
将来の活躍分野
環境調査や分析に関わる仕事、環境に関わる公務員、建設・造園・まちづくり・防災に関わる仕事、環境計画コンサルタント、教員などでの活躍が期待できます。また、企業の環境配慮行動が必要とされる今、あらゆる業種で環境学科の教育内容を修得した人材が求められています。
<アグリサイエンス学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科・農業)  ・自然再生士補 ・家畜人工授精師
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
【受験資格】
・日本農業技術検定  ・園芸装飾技能士(2級・3級) ・フラワー装飾技能士(2級・3級) ・バイオ技術者認定試験(中・上級) ・危険物取扱者(甲種)
将来の活躍分野
品種改良を行う種苗会社、動植物のブリーダー、肥料・農薬メーカー、スマート農業に貢献する農業機械やIT関連企業、農業法人、農協(JA)、自然素材を扱う香料・化粧品メーカー、農産物の輸出入に携わる商社、食品の製造や加工・流通に関わる企業、農水省や地方公務員(研究職、農業普及員)での活動や、フラワーコーディネートや農産物の販売促進に関わる部署などでの活躍が期待できます。アグリサイエンス学科の教職課程を修了すれば、中学校及び農業高校を含む高等学校の教員になることも可能です。大学院進学も歓迎します。

<食品開発学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科) ・食品衛生責任者
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員 ・食品衛生監視員 ・環境衛生監視員 ・家庭用品衛生監視員 ・食品衛生管理者
【受験資格】
・化学分析技能士(2級) ・甲種危険物取扱者 ・バイオ技術者認定試験(中級)
将来の活躍分野
食品、香料、化学、医薬品などの製造業や、食品研究機関における開発者・研究者、食品卸や小売業など、広く食品業界での活躍が期待できます。そのほかにも食品衛生や食品分析関係の公的機関・公務員、中学・高等学校の教員、食品アドバイザー・コーディネーターなどが有力な進路となります。
<食品ビジネス学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(社会) ・高等学校教諭一種免許状(公民・農業) ・社会調査士 ・フードコーディネーター(3級) ・食の6次産業化プロデューサー(レベル1、レベル2、レベル3)
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
【受験資格】
・フードスペシャリスト・専門フードスペシャリスト
将来の活躍分野
食品・飲料・菓子などの製造業、小売・卸売業、外食産業などの食品関連産業や金融・情報産業への就職が期待できます。 食や農の領域に関わる人材養成を通して、農関連産業への就職、公務員、協同組合関連への就職をサポートします。また、食品製造・加工会社などの食品ビジネスの後継者や起業家としての活躍が期待できます。
<国際共生学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(社会) ・高等学校教諭一種免許状(地理歴史・公民) ・自然再生士補 ・社会調査士
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
将来の活躍分野
一般企業(貿易・流通、食品、商社、金融・保険、不動産、建設、観光、情報・通信、各種コンサルタントなど)、公務員(国家公務員、地方公務員)、教員(中学校教諭、高等学校教諭など)、各種団体(国際関連機関、 NPO、NGO など)、大学院進学など、幅広い進路が考えられます。
<獣医保健看護学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【受験資格】
・愛玩動物看護師国家試験
【取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科)
【任用資格(卒業後の実務経験により取得できる資格)】
・学芸員
将来の活躍分野
大学付属を含む動物病院の愛玩動物看護師をはじめ、ペットフード・ペットショップなどペット関連産業、衛生管理会社、メーカー(食品・化学・医薬品など)、官公庁(動物愛護センターなど)、団体などがあります。そのほか、獣医学科編入や大学院進学、研究補佐職なども視野に入ります。
<獣医学科>
資格(※予定の資格も含みます)
【取得できる免許・資格】
獣医師国家試験受験資格
【任用資格(獣医師免許を取得し、卒業後に実務につくことで与えられる資格)】
・狂犬病予防員 ・家畜防疫員 ・と畜検査員 ・食鳥検査員 ・環境衛生監視員  ・薬事監視員 等
※その他獣医師免許取得に伴い取得可能な資格が複数あります。
【その他の取得できる免許・資格】
・中学校教諭一種免許状(理科) ・高等学校教諭一種免許状(理科) ・飼料製造管理者 ・食品衛生責任者
将来の活躍分野
臨床獣医師(伴侶動物、産業動物)や、公務員獣医師(家畜衛生分野、公衆衛生分野)として、また大学や研究機関、企業(製薬、食品)などで多くの先輩が活躍しています。

進路・就職
Movie

生物資源科学部の紹介動画