
共通テストの受験対策もいよいよ総仕上げの時期。今後さらに得点を伸ばし、目標点をクリアするために、ラスト30日、そして試験本番、何をどうすればいいのか?直前対策の重要ポイントをアドバイスするとともに、本番での得点アップにつながる実戦解答術を紹介する。
ZEN Study
三浦 淳一 先生
予備校や進学校での大学受験指導のほか、映像授業でも活躍中。『全国大学入試問題正解英語』の解答者であり、『全レベル問題集 英語長文①~⑥』『入門英語長文問題精講』(いずれも旺文社)など、多数の著書がある。

共通テスト特有の出題形式に慣れるために、本番同様の問題に数多く取り組む。
演習を通して、効率的に問題を解ける解答手順や、見直し時間も確保できる時間配分を確立する。
選択肢の正誤を判定する際は、必ずリーズニング(本文中の根拠を明確化する)を徹底的に行う。
表やグラフを用いる問題で頻出の「分数・倍数・増減」などの表現を完璧にする。
和製英語など間違った発音で覚えている単語は、聞き取れないので、正しい発音を確認する。
過去問や予想問題の有効活用が得点力に直結する。間違えた問題は、解答・解説を参照して丁寧に見直そう。不正解の原因、本文と選択肢との表現の相違などを確認すること。本番同様にすべての大問を解くのもよいが、苦手な出題形式を自覚しているのであれば、その大問を集中的に解くのも効果的だ。リーディングは時間配分がカギを握る。すべての問題を順調に解き終え、見直しもできるペースを体得しよう。細かく時間を決める必要はないが、「30分でここまで済ませる」といった進行の目安を立てておくとよいだろう。
現状得点別アドバイス

正解できない原因は、語彙力不足によるところが大きい。本文や選択肢に未知の単語が含まれていると正解を選ぶのが難しくなるため、語彙力の強化が最も得点力につながる。

解答プロセスの精度を高めることを意識しよう。内容は把握できているのに正解できない原因は、記憶に頼ってしまい、本文と選択肢との照合がうまくできていないことにある。

まずは、解答の根拠を明確にしよう。記憶に頼らず、本文中の記述をしっかり確認すること。遠回りのようだが、迷わなくなるので実は時間短縮になって正解率も上がる。次に、正解の選択肢を見つけたら、もう他の選択肢は見ないこと。自信がないと他の選択肢まで確認したくなるが、そうすると時間が足りなくなってしまうからだ。最後に、時間の許す限り見直しをしよう。頭の中をリセットし、先入観を捨ててもう一度設問に取り組むこと。

いきなり本文を読み始めずに、状況説明や資料などから本文の主題を把握しよう。次に、設問に目を通して「何が問われているか?」をチェックする。本文を読み進めて設問該当箇所にきたら、その設問に答えよう。

書かれていない「正しくない」ものを選ばせる問題は、消去法を用いて、書かれている「正しい」ものを本文を読み進めながら消していくとよい。最初にすべての設問に目を通し、このタイプの問題の有無を確認しよう。

数値を含む問題では、「本文と同じ数値を含む選択肢が正解」と思いがちだが、実際は数字の持つ意味が違っていて不正解の場合が多い。正解の選択肢は「%」を「分数」に置き替えるなど表現の変化があることに注意したい。



Point1
前半は素早く処理し、後半に時間を残す
Point2
解答に迷ったら仮で答えて、とにかく先に進むことを優先
Point3
得意・苦手を踏まえて解答順序をアレンジする
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