色に関する実践的な知識や技能を問う検定で、公益社団法人 色彩検定協会(旧・全国服飾教育者連合会)が1990年から実施している。それまで感性に頼るものと考えられていた色への認識を改め、誰もが共通した知識や技能を身につけられるようにと設けられた。1995年度に、文部省(当時)が認定する技能試験となり、2006年度からは文部科学省後援の資格となった。
生涯学習の観点から、小学生から中高年まで幅広い年代が、「日常の生活に生かしたい」「趣味として」などの理由で受験している。
一方で、省庁に認められた資格として社会的評価が高く、キャリアアップのために社会人が取得する例も多い。服飾関係はもちろん、デザインや広告、住環境、美容など、色についての知識が必要とされる職場は多く、社員研修の一環として取り入れている企業もあるほどだ。就職活動に向けて学生が取得する例も多い。
色に関する資格には各団体やビジネススクールが独自に設けているものもあるが、この色彩検定は文部科学省が後援しているということから群を抜いて知名度が高い。あらゆる層で信頼されている検定試験なのである。