ビジネス活動では、さまざまな情報や用件を文書によって伝達することが多い。
ビジネスに必要な情報を、速く、正確に伝えるためには、ビジネス文書に関する基本的な知識と入力に関する基本的な技能の両方を兼ね備えている必要がある。
ビジネス文書実務検定試験は、このような知識と技能を身につけ、社会に出て即戦力になれる人材を育成することを目的にしている。
この検定では、ビジネス文書作成の能力を、簡単な表を含む3級から、高度な文書処理の技術を駆使してビジネス文書を作成する1級までの3段階に分け、級ごとに出題範囲を定め、実施している。
ビジネス文書部門と速度部門があり、両部門とも合格基準を満たした場合は、当該級の合格となる。
試験は年2回行われ、6月の第5日曜日(ただし、6月の第5日曜日がない場合は7月の第1日曜日)および11月の第4日曜日に両部門とも実施される。
ビジネス文書部門(筆記試験:15分・実技試験:15分(実技試験は1級のみ20分))では、機械操作、文書の種類と作成・管理、国語・漢字などに関する知識が問われる。
検定料は、1級1,500円、2級1,400円、3級1,200円となっている。
速度部門(実技試験)では、10分間の純字数(ミスなく打てた文字数)を測り、級レベル別に異なる種類の文書を作成する。
検定料は、各級とも1,100円となっている。
また、部門別の合格証書を有する者が、取得してから2年度以内の検定において、不足している部門に合格したときは、当該級の合格とすることができる。