CADシステムとは、Computer Aided Designの略で、コンピュータを使って設計を行うことを指す。CAD利用技術者とは、コンピュータを使って設計の仕事をする人のことである。
CAD利用技術者試験には2次元と3次元があり、2次元CAD利用技術者試験には1級、2級、基礎、3次元 CAD利用技術者試験には、1級、準1級、2級がある。
●2次元CAD
1級は「建築」、「機械」、「トレース」の選択制で、2級資格者および過去の1級合格者のみ受験できる。各分野の専門知識を問う筆記試験と CADシステムを使って与えられた資料から作図する実技試験となっている。
2級は、CADに関する専門知識(CADシステム、製図)とCADシステムを利用し設計・製図業務を行ううえで必要な知識を問う。試験は、CBTシステムを利用した試験で、全国にあるCBT専用会場で受験する。
基礎では、CADシステムを理解するうえでの基本的な知識が問われる。試験はIBT(インターネットに接続した環境でコンピュータを利用した試験)方式。インターネットにつながったパソコン環境があれば自宅やネットカフェでの受験ができる。
2級、基礎のいずれも受験資格に制限はない。
●3次元CAD
機械系・製造系の3次元CADシステムを利用して、モデリング・設計・製図などを行う技術が問われる。2級、準1級、1級とレベルが上がるにつれ、問われる内容・技能も上がる。2級は受験資格に制限はなく、CBTシステムを利用した試験のみだが、準1級、1級は2級合格者のみが受験でき、試験は実技試験形式で行われる。