造園と聞いて最初に思い浮かべるのは、日本庭園やイングリッシュガーデンといった、庭造りかもしれない。しかし、ここで挙げている造園施工管理技士が扱う対象は、公園・緑地・庭園・ゴルフ場・街路樹の整備や管理、ビル・工場の緑化など多岐にわたる。
このような造園工事をするにあたって、施工計画および施工図の作成にはじまり、工程管理、品質管理、安全管理までの工事全般にわたって従事するのが造園施工管理技士の役割である。
2級造園施工管理技士は、建設業法に定められた造園工事業に関わる許可を事業者が得る際、営業所ごとに置かなければならない“専任の技術者”ならびに工事現場ごとに必要な“主任技術者”となることができる。1級造園施工管理技士はその上位資格で、2級の職務に加えて、工事現場ごとに置かなければならない“監理技術者”になることが認められている。
いずれも専門的な知識が必要で、造園学はもちろん、施工管理法ほか関連法規にも通じていなければならない。
試験は第一次検定・第二次検定の2段階。第一次検定に合格すると各級の「技士補」と称し、第二次検定も合格した「技士」のもとで業務を行うための基礎資格が得られる。
第一次検定は2級が17歳以上、1級は19歳以上であれば誰でも受検できる。第二次検定の受検には第一次合格後必要な実務経験年数が決められている。詳しくは、主催する一般財団法人 全国建設研修センターのホームページなどで、よく確認しよう。