近年では、人々の生活様式がますます多様化してきた。
一般住宅だけでなく、オフィスや商業施設といった建築物においても、用途や嗜好(しこう)に応じた個性的な空間設計が求められる時代である。
このような社会の需要に応え、企画から設計、工事監理に至るまで、建築物の内装や室内空間の装飾などを総合的にプロデュースするのが、インテリアプランナーの仕事。発注者が抱いている抽象的なイメージを正確に把握したうえで適切なライフスタイルを提案し、建築物に具体的に反映させる役割を担っているのだ。
それにはインテリアのセンスが欠かせないのはもちろんだが、建築・施工に関する技術や法規、建築素材についての知識にも通じている必要がある。見た目のはなやかさとはうらはらに、厳しい頭脳労働であることは間違いない。
また、インテリアプランナーという資格は一度取得すれば安泰という性格のものではない。登録の有効期限は5年間で、登録者は5年ごとに「更新講習」を受けて登録を更新する必要がある。つねに学ぶ姿勢を保てるかどうかが、インテリアプランナーとして成功できるかどうかのカギを握っている。