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- #貧困
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地球上には、生活に困るほどの貧しい貧困に苦しむ人が大勢います。十分な食料やきれいな飲み水が無く、命を落としてしまう子どもがいるのは事実としてあり、世界の技術や文化が発展しているとはいえ、お金がなく苦しんでいる人は少なくありません。また、貧しい人ほど災害の影響を受けやすく、災害によって生じる死者の90%以上が、低所得・中所得国の人々です。
貧困をなくすためには、国の制度やサービス、インフラを整える必要があります。国の設備が整っていないがために自由に移動ができないケースや、社会的な差別がゆえに、苦しい生活を虐げられている人も多くいるからです。
貧困により食事がとれずに栄養不良に陥ってしまう人には、食糧の支給や農作物の作り方を教えるなどのサポート支援、病気になっても医療を受けられない人々のためには、医療スタッフが現地へ趣き治療やケアを行う必要があります。
また、貧困を根本から解決するためには教育を受けることが重要であり、子どもたちが安心して教育を受けられる環境を整備したり教育の重要性を現地の人々に教えたりなどもしています。
経済的な要因だけに限らず貧しい暮らしをしている人を助けるべく国際レベルで政策的な仕組みを作らなければなりません。
PROJECT
日本大学の取り組み
経済学部・経済学科
グローバル貧困問題を「真の問題解決」へ
発展途上国には、学校に通えない子供たち、女性への暴力、ジェンダー不平等、児童虐待、不十分な医療などのたくさんの問題が存在しています。そしてこれらは、貧困と密接に関連しています。
2022年4月、西山朗ゼミナールは、おそらく世界初で世界唯一の、全く新しい学修システムN-PRIを導入しました。ゼミ生が、自ら主体的にプロジェクトを立ち上げ、発展途上国の貧困に関連する未解決の問題に対して、世界を巻き込み「真の問題解決策」を生み出します。私たちが、世界の「病」と「痛み」を治療する、世界の貧困削減の「医者」としての役割を果たします。
SDGsの魂を胸に、西山ゼミは世界を「より望ましい世界」へと変えてゆきます。
国際関係学部・国際総合政策学科
貧困を生む/解決する社会のしくみを学ぶ
「貧困ってどんな状態?」「豊かな社会に必要なことは?」世界に存在する貧困を「かわいそうな人たちの問題」としてではなく、「私ともつながっている問題」と理解するときの出発点となる問いです。私たちの洋服とそれを作る途上国の人たちの貧困との関係、日本社会で貧困に陥ってしまうきっかけなど、貧困を生み出す社会のしくみについて、ワークショップ型授業で学びます。
貧困を解決するためのヒントを得るために、国際機関やNGO/NPOが行っている活動例を探求し、日本で暮らす外国人との共生のためのボランティア活動を考える授業もあります。貧困に苦しむ人がいなくなる世界をつくるための多彩なアイディアが、授業の中から生まれます。