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「すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」、「環境に配慮した再生可能エネルギーの利用を増やす」がテーマとなっていますが、世界では7億人以上の人々がそもそも電力を利用できていない状況にあり、特に発展途上国では都市と地方の間で格差が拡大しています。
また、電気のない地域では、石炭や木炭などを燃料として使用し、燃やすことで発生する一酸化炭素などの有害物質によって健康を害したり、燃焼時に発生する二酸化炭素などの温室効果ガスが地球温暖化を促進させ、人にも地球にとっても深刻な問題となっています。
石油や石炭などの限りあるエネルギーのみに頼らず、太陽の光や風、川を流れる水の力、海の潮の力など自然の力でつくる再生可能エネルギーであれば、世界中の人々が安心・安全に使用することができ、環境を汚すこともありません。
2030年までに使用するエネルギーの割合のうち、再生エネルギーを使用するパーセンテージを引き上げ、今までの倍の速さでエネルギー効率を良くするなどの目標が掲げられています。
PROJECT
日本大学の取り組み
芸術学部
芸術・音楽から考える、私たちの星のためにできること
音楽学科情報音楽コースでは、以前からオープン・イノベーションの一環として、多くの技術を活用し音楽を奏でる取り組みを行っています。
電子楽器やコンピュータは電力がないと機能せず、東日本大震災の際の計画停電でその重要性を再認識しました。芸術表現に必要な電力をいかに賄うか、山中などのコンセントのない場所でプロジェクトを行い、電力に依存しない音楽の活用法を実現したり、音も含めたさまざまな振動を再度エネルギーに変換することも実践しています。
音楽も人類の進歩とともに発展した芸術の一部だからこそ、科学技術や政治、産業だけでなく、芸術の面からSDGsを考えることも大切だと私たちは考えています。