行政書士は、文字通り、都道府県庁や市区町村役場といった行政関係の役所に提出する書類の作成のプロだ。扱える書類の数は1万種類を超えるともいわれ、業務分野はかなり幅広い。
たとえば、営業許可、車庫証明や自動車登録、農地転用など土地関係の手続き、永住許可申請などの外国人出入国事務、会社設立、相続・遺言、内容証明、産業廃棄物許可関係、各種契約書の作成などだ。
ただし、裁判所の手続きや裁判所への提出書類の作成、法務局への登記手続きはできない。これができるのは法務省の管轄である司法書士(行政書士は総務省の管轄)だ。よって、遺言書の作成は行政書士もできるが、土地や建物の名義を相続人に変更する手続きはできない。しかし、許認可手続きなどは、行政書士のみができる業務だ。