もっとも採用数が多いのは2等陸・海・空士(任期制自衛官)。2026年度、「自衛官候補生」制度が廃止された。新制度では入隊と同時に2等陸・海・空士に任命され、処遇も大幅に改善される。陸上自衛官は2年、海上・航空自衛官は3年を任期とし、選抜試験に合格すれば曹へ、さらには幹部に進むこともできる。
各部隊の中核となる候補者を募集するのは「一般曹候補生採用試験」だ。入隊後2年9か月経過以降、選考によって3曹に昇任する。
航空学生は海上・航空自衛隊のパイロット等を養成する制度で、2年間の基礎教育を受けた後、飛行訓練を経てパイロット等の資格を取得する。入隊後約6年で3等海・空尉になる。
一方、幹部自衛官を目指すなら「自衛隊幹部候補生採用試験」がある。これは大卒程度の学力が要求されるので、まずは大学進学を考えたい。
自衛隊員になるための採用試験は数多い。採用後の任用制度、教育訓練期間やその内容はもちろん、受験資格等、要項をよく確認することが大切だ。