皇宮護衛官は、天皇皇后両陛下をはじめ皇室の方々の護衛、皇居・赤坂御用地等の警備を行う国家公務員。皇室の方々の御身辺を一番近くでお護りする。
皇宮警察は都道府県警察とは異なり、刑事部門や交通部門は持たず、あくまで護衛・警備を専門とする。しかし、皇居や赤坂御用地などで事件や事故が発生した場合は、犯罪捜査等の任務にもあたる。
採用試験は大卒程度試験と高卒程度試験がある。どちらも1次試験の基礎能力試験、論文試験(大卒程度)、作文試験(高卒程度)、2次試験の人物試験、身体検査、身体測定、体力検査によって合否が判断される。
皇宮護衛官に採用されると、皇居内にある皇宮警察学校に入校して各種法令、武道、逮捕術などを学び、護衛・警備のプロをめざす。その他、英会話、茶道、華道、詩吟など皇宮警察ならではの教養も行われる。入校期間は大卒者が6か月、その他の者(高卒・専修学校卒・短大卒等)は10か月。
皇宮警察学校を卒業すると護衛署に配属され、警備に従事する。護衛署とは都道府県警察でいう警察署にあたり、東京に3署、京都に1署ある。また護衛署での勤務を経て御用邸等(栃木・神奈川・静岡)での勤務や皇室の方々を直近でお護りする護衛の任務に従事することもある。その他、白バイやサイドカー、騎馬による護衛も行っている。