FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、家族構成や収入・支出の状況、資産・負債、保険などのあらゆるデータを収集・分析し、顧客が目標を達成するための生涯生活設計(ファイナンシャル・プランニング)を手伝う仕事だ。
FPに寄せられる相談や質問は、子どもの教育費を準備したい、老後の生活設計はどうしたらいいか、資産運用、貯蓄計画はもちろん、住宅ローンの仕組みや外貨預金の特徴、相続・税金の制度を教えてほしいといったものまでさまざま。日常生活にかかわるお金に関する相談を受ける。
相談が非常に多岐に渡るため、FPは各種金融商品、株式、保険、不動産、税制、年金制度、ローンなど金融関係だけでなく、法律、経済まで、広範囲な知識を必要とする。また、必要に応じて、弁護士や、税理士、公認会計士、社会保険労務士、保険や不動産の専門家、銀行・証券会社などの分野ごとの専門家と協力することもある。
現在、NPO法人日本FP協会の資格認定会員は20万人を越える。同協会が認定するFP資格にはAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー®:AFFILIATED FINANCIAL PLANNER®)資格とその上級資格のCFP®(サーティファイド ファイナンシャル プランナー®:CERTIFIED FINANCIAL PLANNER®)資格の2つがある。
AFP資格は日本FP協会独自の国内ライセンス。FPとして必要な基礎知識を持ち、ライフプランニングを行うための基本的なインタビュー技術、提案書の作成技術、プラン実施援助のための知識を持っていなければならない。
これに対してCFP®資格は1972年にアメリカで創設された資格で、現在日本ではFPSB(国際CFP®組織)とのライセンス契約により日本FP協会が認定している。世界28か国・地域で導入された、共通水準のファイナンシャル・プランニング・サービスが提供できるプロのFP資格として注目されている。