日商簿記検定は1級、2級、3級、簿記初級、原価計算初級の5つのレベルがある。
原価計算初級=原価計算の初学者向けの入門級で、ネット試験方式により実施している。原価計算の基本用語や原価と利益の関係を分析・理解し、業務に利活用できるレベルだ。
簿記初級=簿記の初学者向けの入門級。簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用できるレベル。
原価計算初級と簿記初級は、年間を通じて随時、受験できるよう、ネット試験方式が採用されている。
3級=基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
2級=高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ、適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
2級と3級についても、2020年12月から従来の統一試験(年3回の全国統一試験日にペーパー試験を実施)に加え、ネット試験を導入。学習の進捗状況に合わせて希望の日時・場所での受験が可能になった。また、2級、3級、簿記初級、原価計算初級については、ホームページに「サンプル問題」が用意されている。
1級=税理士や公認会計士などの国家試験の登竜門。きわめて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベルだ。
1級合格者には税理士試験の受験資格が与えられる。