航空会社のパイロットになるには、操縦士資格とともに、無線従事者の資格も必要だ。そこでもっともポピュラーなのは、パイロット養成機関である航空大学校で必要な資格をとり、航空会社に就職するルート。航空大学校の入学は、大学・短大等で2年以上在学した20歳以上25歳未満が条件だ。
第2のルートは、航空会社のパイロット訓練生として採用されるというもの。この自社養成パイロットの対象は基本的に大学卒業者だ。出身学部の制限はないが、非常に狭き門だ。
そのほかに前出の大学のパイロット養成課程に進むルートもあるが、いずれのルートでも、事業用操縦士として約10年の経験を経て、ようやく定期運送用操縦士になれる。多くの旅客や荷物を運ぶ機長には、知識、技術、精神力、体力のすべてにおいて高い水準が求められる。さらに、資格を得ても乗務するには定期的な技能審査と身体検査にパスする必要がある。