時代を問わず、多くの女性のあこがれの職業の一つ、客室乗務員。かつてはスチュワーデス(男性の場合はスチュワード)と呼ばれていたが、最近はキャビンアテンダントやフライトアテンダントといった呼称が一般的だ。
キャビンアテンダントの仕事としてまず思い浮かぶのは機内サービス。乗客の搭乗および降機時の座席や乗り換え等の案内、ギャレー(機内の厨房)での機内食や飲み物の用意と乗客への提供、新聞や雑誌、毛布の貸し出し、機内販売など、乗客のさまざまな要望に応えていく。また、国際線であれば、入国書類や税関申告用紙の配付もキャビンアテンダントの仕事になる。
もう一つ、離着陸前の客室内の安全確認や急病人が出た時の処置などの保安業務もキャビンアテンダントの重要な仕事だ。例えば、搭乗時、座席上の物入れがきちんと閉まっているか、座席ベルトを締めているか、テーブルやリクライニングシートが倒れていないかをチェックするのは、基本中の基本。救命胴衣の使用方法などをデモンストレーションするのも大事な保安業務の一つだ。さらに、万一、緊急着陸やハイジャックなどの緊急事態が発生した場合には運航乗務員(パイロットら)と連携して対応、乗客に状況を説明し、避難誘導する。
キャビンアテンダントは、体力はもちろん、気配り、冷静さ、リーダーシップが求められる仕事だといえる。