国立国会図書館は、約4,753万点の資料を所蔵する日本最大の図書館。日本国内で出版されるすべての出版物(CDやDVDなどの電子出版物を含む)を網羅的に収集し、恒久的に保存して後世に伝える役割を持つ。また、その膨大な蔵書に基づき、立法府の一機関として国会の立法活動を補佐するほか、行政・司法の各部門と一般国民に対してもサービスを提供する。近年は、デジタル化した資料の提供、ウェブサイトの収集保存、電子書籍・電子雑誌の収集などの電子図書館事業や、オンラインサービスの提供にも力を入れている。
国立国会図書館で働く職員は、国会職員(特別職国家公務員)だ。その業務内容は以下の3つに大別される。
①調査業務…国会議員の立法活動を補佐するため、国会議員その他国会関係者に対して、国政事項に関する調査を行う。
②司書業務…国内外の資料を収集・保存するとともに、全国の国民や図書館に対して情報探索の支援や電子情報サービスを提供する。
③一般事務…調査業務および司書業務が円滑に運ぶよう、諸々の事務を行う。
採用試験は、総合職試験と一般職試験(大卒程度)がある。
試験は3次試験まであり、1次で教養試験、2次で専門試験(法学、史学、数学などの12科目から1科目選択)、英語試験、小論文(総合職のみ)、面接試験、3次で面接試験が行われる。
国立国会図書館では、ほかに資料保存、施設設備等の専門職員採用試験を実施する年もある。また障害者雇用の実績もある。採用後は、東京本館、国際子ども図書館、関西館のいずれかに配属される。