中学校教諭になるためには、最初に中学校教諭免許状を取得しなくてはならない。免許状には、一種・二種・専修の3種類があり、一種免許状は4年制大学で、二種免許状は短大で、専修免許状は大学院で教職関係の所定の単位を修得すれば、それぞれ取得できる。この単位数のうち、指導法や教科に関する基礎的な科目を現行の59単位以上から31単位に削減することが検討中だ。
なお、二種免許状については、一種免許状を取るための努力義務が課せられている。また、中学校教諭の普通免許状取得には、教育実習のほかに介護等体験が義務づけられている。
免許を取得したら、各都道府県・政令指定都市の教員採用試験を受験するか、私立中学の教員を希望する場合は、募集している学校法人に直接問い合わせるなどして、試験を受ける。
採用試験では、論述形式の問いが増加し、教育改革や教育に関する諸問題についての具体的な答えを求められることが増えてきた。また、面接でも「あなたならどう指導するか」と問われたりする。日頃から自分なりの意見をきちんと述べられる素養を身につける努力が大切だ。