中学校教諭になるためには、最初に中学校教諭免許状を取得しなくてはならない。免許状には、一種・二種・専修の3種類があり、一種免許状は4年制大学で、二種免許状は短大で、専修免許状は大学院で教職関係の所定の単位を修得すれば、それぞれ取得できる。ただし、二種免許状については、一種免許状を取るための努力義務が課せられている。なお、中学校教諭の普通免許状取得には、教育実習のほかに介護等体験が義務づけられている。
免許を取得したら、各都道府県・政令指定都市の教員採用試験を受験するか、私立中学の教員を希望する場合は、募集している学校法人に直接問い合わせるなどして、試験を受ける。
従来、筆記試験は選択式や語句記述が多く見られたが、最近では論述形式の問いが増加している。さらに、教育改革や教育に関する諸問題など、いわゆる「時事的問題」の増加が顕著だ。
こういった教育問題は、面接の場でも「あなたならどのように指導するか」といった、具体的な答えを求められる可能性が高い。学科試験対策だけでなく、自分なりの意見をきちんと述べる素養を身につける努力が大切だ。