公務員は、国家公務員と地方公務員の2種類に大別される。現在(2024年度)、全国には約340.4万人の公務員がいるが、このうち約82.6%の280万1,700人ほどが地方公務員だ。
地方公務員とは、都道府県や政令指定都市、市町村など、地方公共団体のすべての職員をいう。これに対して国の機関で働くのが国家公務員だ。たとえば、同じ税金を扱う仕事でも、税務署の職員は国家公務員だが、都道府県民税や市町村民税などの課税や徴収などを行うのは地方公務員となる。
一般に地方公務員というと、都道府県庁や市役所の事務職員をイメージしがちだ。しかし、公共建築物の設計施工、維持管理をはじめとした土木、建築などの技術職もある。また、公立学校の教員や事務職員、警察官、消防官、保健所や公立の病院、福祉施設の職員、市営バス・地下鉄などの職員も地方公務員であり、その職種は多彩だ。
地方公務員になるには、職員採用試験に合格しなければならない。募集される職種や受験資格、試験内容は地方公共団体によって異なるので、ホームページ等で確認しよう。