IELTS(アイエルツ)は、世界に通用する英語の運用能力試験だ。140か国12,500以上の教育・国政・政府機関で認められており、イギリス、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど、海外の大学・大学院などに留学する際、英語力の証明としてIELTSスコアの提出を求められることが多い。また、EUやアジア諸国でも入学審査にIELTSを採用する機関が数多くある。
IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールの2種類がある。海外の高等教育機関で勉強するならアカデミック・モジュールを、それ以外の研修や移住目的ならジェネラル・トレーニング・モジュールを受けることが多い。ただし、大学や大学院のコースによって指定される種類が異なるため、事前に出願先へ直接確認が必要だ。
どちらのモジュールも4技能で構成されるが、リーディングとライティングについてはモジュールによって問題が異なる。コンピューター上で実施されるライティング(60分)、リーディング(60分)、リスニング(約30分)の3技能は、セクション間に休憩を設けず、続けて実施される。スピーキングテスト(11~14分)は、同日の別途設定された時間で面接官と1対1で行われる。
日本では日本英語検定協会とブリティッシュ・カウンシルがIELTSを共同運営している。試験結果はオーバーオール・バンドスコア(総合評価)のほか、4技能ごとに1.0から9.0まで0.5刻みで表示される。
なお、日本英語検定協会とそのサブセンターであるバークレーハウスは、八重洲(東京)・市ヶ谷(東京)・名古屋・大阪の計4会場でコンピューター版IELTSを開催している。(2026年4月1日現在。最新情報はHPで確認を)。
※市ヶ谷・名古屋会場はサブセンターのバークレーハウスセンターが運営。