DELF DALFは世界173か国1,200以上の試験センターで実施されているフランス国民教育省認定のフランス語資格試験。1985年からセーヴルの中央機構Commission nationale全国委員会の管理のもとで行われている。
6単位で構成され、それぞれDELF A1、DELF A2、DELF B1、DELF B2、DALF C1、DALF C2のディプロム(証書)が発行される。なお、DELF B2以上のディプロムを取得すると、フランスの大学に入学するために必要な語学試験が免除される。
1単位あたりの学習時間の目安は80~150時間。単位取得にあたっては、聴解・読解・文書作成・口頭表現の4つの試験が実施され、フランス語の運用能力が幅広く試される。
A1・A2では日常生活のさまざまな場面で適切にフランス語を運用する能力を有しているかを見る。A1では手紙など日常生活をテーマとした基本表現、A2では簡単なテーマについて自己表現をすることなどが求められる。
B1・B2では、与えられたテキスト分析や要点の理解、一般的な事柄に関する表現能力や自らの意見・主張を述べることなどが必要とされる。
C1になると、フランス語圏の大学で支障なく学べる能力、C2ではフランス人と対等に議論できる能力が必要とされる。
DELF DALFは、フランス語習得者の水準に統一性をもたせるために研究・開発されたもの。ヨーロッパの高等教育機関での認知度も高まっており、留学予定者には有望な資格試験だといえる。アンスティチュ・フランセなどには対策講座も設けられている。
また、一般のDELF DALFに加え、中高校生(12~18歳)対象のDELF Juniorも実施されている。