1992年10月9日のハングルの日に発足したハングル能力検定協会が年2回実施する「ハングル」能力検定試験。
韓国・朝鮮語の学習者が、自分の「聞く、話す、読む、書く」の能力がどの程度であるのかを客観的に知るための検定だ。韓国のドラマや映画は依然として人気が高い。ドラマや映画を楽しみたいという人も多く、韓国・朝鮮語への関心が高まっている。検定試験は、その学習到達度に対して、社会的評価を与えることを目的としている。
「ハングル」能力検定は、外国語教育理論にもとづいた適切な出題と評価が特徴。問題の作成と評価は、第一線で活躍している学者や教育者が担当し、日本語との異同による難易度に基づき、初歩から高度な水準まで幅広い学習者を受験対象にしている。
段階は、1級、2級、準2級、3級、4級、5級までの6段階だ。2023年1月からはオンライン試験による入門級も実施されている。5級は韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階。4級は使用頻度の高い単語で構成された文を理解できるレベルだ(各級レベルはHP参照)。
なお、2026年春の第65回から一部出題形式等が見直されるが、各級のレベルの目安に変更はない。
検定のスタートから35年目を迎え、認知度がアップ。現在では単位認定を行う大学も多い。また、交換留学生の韓国・朝鮮語運用能力の目安として利用する大学も数多い。また、1級に合格すると、全国通訳案内士の外国語筆記試験が免除される。
ちなみに、1993年春の第1回から、2025年秋の第64回までの延べ出願者数は56万5,000人を超えている。年間出願者数も約2万6,000人を記録する。
韓国語は大学入学共通テストの外国語科目にもなっている。韓国・朝鮮語の学習者は今後も増え、多くの人が「ハングル」能力検定を受験しそうだ。