中国語の検定の一つに中文水平考試 HSKがあるが、それが中国語版TOEFLだとしたら、英検の中国語版ともいえるのが「実用中国語技能検定」(実用中検)だ。この検定は、アップ・トゥ・デイトな中国語の検定試験で、日本の中国語学習者のレベル向上にプラスになる検定試験であることなどを目的としている。
実用中検のレベルは以下の6段階に分かれている。
5級=初歩的な語句のピンインと声調、簡単な中国語文の表現法を正しく理解している。
準4級=基礎的な中国語の学習達成度を見るもので、HSKのグレードでいえば、3級にあたる。
4級=基礎的な中国語の文型を読み書きでき、基本的な語法を修得しているかを見る。
3級=内容のある文章を読み書きできるか、自分の意思や考えを表現できるかを見る。
2級=論理的な文章を自由に読むことができる。また、中国文化・習慣を理解し、中国語を使って自由に表現できるかを見る。
将来、通訳や翻訳などの専門職に就けるレベルだ。
1級=中国語の教学・研究・通訳などの専門職に必要な中国語レベル。日常会話だけでなく、より広い範囲での語学力が問われ、HSKのグレードで6級にあたる。
試験は年に2回、2026年6月、11月は東京、京阪神で実施の予定だ。公開会場のほか、学校等の教育機関単位で受験できる団体受験制度もある。内容は各級とも筆記試験とリスニングで、1級と2級は一次試験合格者に対して二次試験が行われる。
検定対策については、CD付の過去の実用中国語技能検定の試験問題集が販売されているので、これを利用するのも一つの方法だ。ホームページでは、検定の申し込みに加え、中国語の教材も紹介されているので、参考にしたい。