1981年に始まった実用フランス語技能検定試験(仏検)は、これまでに延べ95万人以上が受験。29の国の公用語になっているフランス語の「読む・書く・聞く・話す」の能力が客観的に判定される検定として、社会的評価も高く、単位認定する大学もある。
フランス語はフランス本国のほかに、モナコ、ベルギー、スイス、ルクセンブルク、カナダで公用語になっている。また、アフリカ大陸にもかなりのフランス語人口がいる。
日本でも大学・短大の第二外国語としてフランス語を選択する人は少なくない。語学学校でフランス語の会話を勉強している人も多く、自分の実力を知るために最適なのが仏検だ。
技能検定は1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7段階あり、年2回(1級は春季のみ、準1級は秋季のみ)、試験が行われている。出願は、インターネットと願書郵送のいずれかで行う。
各級のレベルは、以下の通り。
1級は広く社会生活に必要なフランス語を十分に理解し、自分の意見を表現できるレベル。かなり高度なレベルであり、総合的な語学力が必要とされるため、大学のフランス語学科等を卒業した程度では不十分だとされる。1級に合格すると、全国通訳案内士の外国語筆記試験が免除される。
大学でフランス語の専門課程を終え、さらに新聞や雑誌などを読んで大意を要約できる力があって準1級のレベルだ。2級になると、日常生活や普通の職場で必要なフランス語が理解できる。準2級は大学生のスタンダードなレベル。3級は大学2年修了程度で、4級は平易なフランス語を聞き、話し、読み、書くことができる。5級は初歩で、中学生から大学1年前期修了程度までが対象となる。