イタリアと聞いて何を頭に浮かべるだろう? 芸術、世界一の登録数を誇る世界遺産、デザイン、イタリア料理――答えは人それぞれのはず。絵画、音楽、建築、ファッション、料理、サッカーと、以前からイタリアに対する日本人の関心は高い。最近はもっと深くイタリアを知りたいと、イタリア語を勉強する人が増えている。
日本でイタリア語を学習する人は8万人以上といわれる。それらの人たちが自分のイタリア語力を判定するのにピッタリなのが実用イタリア語検定だ。カルチャースクールやテレビの語学講座で学んだ成果を試し、さらなる学習の励みにするため受験する人も多い。
検定は年2回で、春、秋とも全級が会場PBT方式で実施されている。試験地は北は北海道(札幌)から南は沖縄(那覇)まで全国に設けられるのに加え、ミラノでも受験できる。
試験内容は、リスニング(ネイティブによる音声を使用)と筆記試験で1級と2級は面接試験もある。各級のレベルはおおよそ以下の通り。
1級=イタリア語を十分に理解し、かつ自分の意思を的確に表現できる。
2級=日常生活や業務上必要なイタリア語を理解し、一般的なイタリア語を読み、書き、聴き、話すことができる。
準2級=イタリア語の基本文法について総合的な知識を持ち、日常生活に必要なイタリア語の能力を有する。
3級=日常生活に必要なイタリア語が理解できる。特に口頭で表現できるかどうかの力が試される。
4級=平易なイタリア語を聴き、話し、読み、書くことができる。
5級=初歩的なごく簡単なイタリア語を理解できる。
1級合格者は全国通訳案内士試験の筆記試験外国語科目が免除される。