試験は、全国通訳案内士として必要な知識や能力の有無を判定することを目的としている。そこで、1次の筆記試験では、外国語に加え、日本地理、日本歴史、産業・経済・政治・文化に関する一般常識(「一般常識」)、通訳案内の実務が課される。日本地理、日本歴史、一般常識は、外国人観光客が多く訪れている、または評価の高い観光資源に関する事柄が問われる。
1次の筆記試験はすべての科目で合格基準点に達していれば合格となり、2次の口述試験(外国語)を受験できる。なお、実用英語技能検定、実用フランス語技能検定試験、ドイツ語技能検定試験、実用イタリア語検定試験、スペイン語技能検定、中国語検定試験、「ハングル」能力検定試験の各1級合格者、DELEのC1・C2もしくはSuperior、中文水平考試6級180点以上取得者、華語文能力測驗(TOCFL)Level6精通級(C2)、韓国語能力試験6級230点以上取得者、TOEICの所定スコアを得た者は、当該の外国語筆記試験を免除。旅行業務取扱管理者試験合格者は日本地理、歴史能力検定の日本史1級・2級合格者は日本歴史の筆記試験を免除される。