「健康体力づくりプログラム」としてアメリカで生まれたエアロビクスが日本に入ってきたのは1980年代初頭。ファッション性とフィットネスという謳い文句から、まずは女性からの支持を受けて急速に浸透してきた。1992年になると、文部省(現文部科学省)が中心となって本格的に競技エアロビクスの振興と生涯スポーツとしての普及に努めるようになった。
やがて愛好者の幅が広がるとともに、各種スポーツクラブや自治体のスポーツセンターでさまざまなプログラムのクラスが開かれるようになった。次第に中高年用、妊婦用、障がい者用といったプログラムが登場。こうしたプログラムを作成し、指導にあたるのがグループエクササイズのインストラクターの仕事で、運動生理学や機能解剖学、栄養学などの知識も身につけておく必要がある。
現在、日本においてグループエクササイズのインストラクターの資格は数種類存在している。その中で有力な資格は、内閣府認可の公益社団法人日本フィットネス協会(JAFA)が認定するグループエクササイズフィットネスインストラクター(GFI)だ。GFIには、エアロビックダンス(AD)をはじめ、レジスタンス(RE)、ストレッチング(SE)、ウォーキング(WE)、アクアウォーキング(AQW)、アクアダンス(AQD)の6種目があり、指導者自身の好みなどに合わせて選択できる。