全国で行われている競馬のうち、賞金総額や注目度がもっとも高いのが、日本中央競馬会主催の中央競馬である。
競馬の花形と言われる騎手の最大の仕事は、競走馬に騎乗して安全かつスムーズにレースを進めること。騎乗馬の順位によって支払われる賞金額の一部や騎乗手当を得ることができる。
多くの騎手は厩舎に所属し、主に自厩舎の管理馬でレースに出場するが、レースでの実績を認められると、他厩舎からの騎乗依頼も増加し、一気に高収入への道が開けてくる。トップクラスになると、年間賞金獲得額が1億円を超える場合もあるという。
一方、騎手の仕事はレースだけではない。レースのない日も早朝に起床し、自厩舎管理馬の調教に汗を流しているのだ。競走馬の調教を行うことは、自らの騎乗技術の向上にもつながる。このような地道なトレーニングをこなすことによって、少しずつ調教師の信頼を築き上げていくのである。
なお、レースでは重量制限があるため、常日頃から体重が増えないように徹底した自己管理も必要とされる。スポーツ選手として非常に人気の高い職業だが、実は非常にストイックな一面を持ち合わせているのである。