4大公営競技のひとつに数えられるボートレースは、全国24か所のボートレース場で開催されるモーターボート競走。ボートレーサーは自分の格に合ったレースへ斡旋され、参加した競走での入着賞金がそのまま収入となる。実力社会のため収入には差があるが、平均年収は約2,000万円といわれ、トップクラスになると1億円以上を稼ぐ選手も珍しくない。時速80kmにもなるモーターボートの操縦は、転覆や接触事故も発生し危険な一面もあるが、高収入を目指し志望する若者は多い。
現在、選手数は約1,600人だが、男女差のないスポーツということもあり、全選手の約17%が女子選手で、男女混合でのレースが行われている。
選手の資格を得るためには、ボートレーサー養成所に入所する必要がある。入所試験は一般試験と特別試験があり、年2回実施。いずれも厳しい体格、視力等の応募基準が設けられている。特別試験は他に競技成績等の条件もある。
入所試験は一般試験の場合、第1次から第3次まである。1次は学科試験と体力試験(スポーツ推薦候補者は1次が人物試験で、学科試験と体力試験は2次試験時に実施)。この試験にパスすると、適性検査、体力試験(持久力、柔軟性ほか)などが課される2次試験に進み、さらに2次合格者には人物試験(面接)など3次試験が課される。
全寮制の養成所に入所すると、およそ1年間にわたって学科や実技の指導を受ける。学科では関連法規や内燃機関、操縦学、整備学などを学び、実技では操縦と整備の方法を身につける。