1970年代から日本で空前の大ブームを巻き起こしたボウリングだが、現在でも根強いファンによってプレーされ続けている。性別や年齢を超越して互角に勝負できることも、ボウリングの魅力の一つとなっており、プロ並みのテクニックを駆使する年配のボウラーや、華麗なプレーで観衆を釘付けにする女子ボウラーを、全国各地で見ることができる。プロテストの年齢条件も他のスポーツより制限が甘く、40代の受験者も少なくないという。
プロボウラーはボウリング大会に出場して賞金を稼ぐのが本来の姿だが、それだけで生活収入を得られるのは、ほんのひと握りのトッププロに限られている。現在では、ボウリング場などに所属してコーチなどをしながら、副業的にトーナメントに出場するケースがほとんどとなっている。
プロテストは第1次・第2次テストで実技が試される。第1次テストは4日間連続で行われ、男子は毎日15ゲームずつ計60ゲームでアベレージ200以上、女子は毎日12ゲームずつの計48ゲームでアベレージ190以上が合格の条件となる。第2次テストは4日間にわたって実施され、1次同様の成績が求められる。
第2次テストまで通過できれば合格は目前。第3次テストでは面接と身体検査に加えて一般教養などについて筆記試験を行う。後日、合格者はC級インストラクター講習を受講する。
いつでも手軽に楽しめるスポーツだけに底辺は広いが、プロの世界である以上、厳しい訓練は欠かせない。
ちなみに2026年3月現在での日本プロボウリング協会会員のプロボウラーは、男女合わせて1,108名だ。