陸上の無線設備の技術操作を行う資格。第一級・第二級があり、第一級は、無線設備の技術操作としては最高の資格で、生かせる場も幅広い。たとえばラジオ・テレビなどの放送局、国際通信を行う大電力無線局、大型海岸局の送信所、無線標識局、また送信装置の仕組みに高度な知識・技能が必要とされる無線局などで活用できる。
試験科目は、無線工学の基礎、無線工学A、無線工学B、法規の4科目。試験は年2回あり、一度に全科目を合格しなくてもよい。合格点をとった科目は、3年間有効となる。
試験のレベルは、目安として4年制大学の電気・電子工学系学科卒業程度とされている。第一級は無線で最高位の資格だけあって難易度が高い。