核燃料物質の加工や使用済み燃料の再処理には、非常に高度な専門知識と技術を必要とし、社会的にも大きな責任をともなう。そこで、核燃料の取扱や管理が安全に行われるよう監督する保安責任者として設けられたのが、核燃料取扱主任者という国家資格である。
ウランなどの核燃料を取り扱う加工工場、また使用した燃料から再びウラン等の放射性元素を取り出す再処理工場などでは、必ず資格を持つ核燃料取扱主任者を選任し、保安の監督を行わせるよう法律によって定められている。
また、核燃料取扱主任者と原子炉主任技術者は、放射性廃棄物の廃棄事業所において、その取り扱いに関する保安・監督を行う「廃棄物取扱主任者」として選任される資格も有する。