菓子製造技能士は、国が行っている「技能検定」によって得られる資格の一つである。
技能検定とは、働く人々の技能と地位を高める目的で、1959(昭和34)年から国が行っている制度。職業能力開発促進法という法律に基づいて実施され、原則として、実務経験がある人を対象にしている。つまり、現役で働く人たちの実力を、国が一定の基準によって検定し公証しよう、という制度だ。
現在、検定が行われている職種は131職種(令和5年4月1日時点)にもおよぶ。検定に合格すると、それぞれの職種の「技能士」を名乗ることができる。菓子製造の検定に合格すれば、「菓子製造技能士」と名乗れるわけだ。
菓子製造技能士の検定には2級、1級の2つのレベルがあり、さらに洋菓子製造、和菓子製造の2種類に分かれている。
技能検定は、実技試験と学科試験とで行われ、職業技能の検定だけに実技がポイントとなる。
実技試験では、実際に和菓子や洋菓子の製造や仕上げを行い、菓子づくりに必要な一連の技能をチェックされる。
検定に合格した技能士は、菓子づくりのプロとして高く評価される。