犬や猫などの毛や皮膚や爪のケアをする人を、トリマーもしくはグルーマーと呼ぶ。一般的な犬の手入れでいうと、ブラッシング、爪切りや耳の掃除、シャンプー・リンス、ドライヤーでの乾燥、そして毛をカットする「トリミング」がおもな仕事だ。日常的なケアが中心だが、ときにはドッグショーやトリミング競技会に出場するために腕を振るう場合もある。
動物好きには最適のはなやかな仕事というイメージがあるが、相手は言葉の通じない動物だけに、扱いは難しい。毛の長い種類や大型犬では、手入れを終えるまで2~3時間立ちっぱなしということもある。体力的にも、精神的にもハードな仕事だ。
また、単に姿を美しく整えればいいというものではなく、手入れをしながら動物の健康状態をチェックするのもトリマーの大切な役目。飼い主から質問や相談を受けることも多いので、動物の飼い方や健康管理についての知識も求められる。
活躍の場はペットショップや専門の美容院が中心。ほかに動物病院や、ブリーダー(繁殖を行う)やハンドラー(ドッグショーで犬をよりよく見せる技術をもつ)の元で働く人もいる。